今回の解答：歩道を走る自転車の動き
歩道を走っていた自転車が急に車道に下りて交差点を渡って来たため、事故になるところでした。
一見、自転車が信号を無視したように見えますが、歩行者用信号に「歩行者･自転車専用」の標示がなく、自転車が横断歩道ではなく車道を通行する場合は車両用信号に従うのが正しいので、車両用信号が青の間は自転車が車道に下りて直進して来る可能性を考えておきましょう（下図）。
また信号の変わり目には、右後方から走り込んで来る自転車や歩行者もいるので、事前に右側も目視して、速度を抑えて曲がることも大切です。
自転車で歩道から車道に「急に」出るのは危険
自転車は「車道通行」が原則です。歩道を自転車が通行できる場合でも、今回のように歩道から車道、あるいは車道から歩道に急に移動することは事故につながりやすいので危険です。しっかりと安全確認を行いましょう。
また上図の通り、自転車は自分が走って来たほうの信号に従いますが、「歩行者･自転車専用」の信号機がある場合は、いったん歩道に入ってそちらの信号に従いましょう。
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