今回の解答：ピラーの死角にいる歩行者
横断歩道を渡る男性の後方を通過しようとしたところ、自車のピラー（柱）の陰に女性がいて、危うく事故になるところでした。女性の後ろには別の男性の姿もあり、2人の歩行者がピラーの死角に隠れていました。
今回はピラーの下の小窓から女性の足がわずかに見えていましたが、ピラーの死角は大きく、曲がり方によっては歩行者が死角に入り続ける危険性もあります。
右折時には頭を左右に振り、死角に人や自転車が隠れていないか、慎重に確認することが大切です。また、前方に横断しようとする歩行者や自転車がいる場合は、必ず一時停止しましょう。
曲がり方で変わる右折時のリスク
ピラーの死角は曲がり方で変わります（図）。急いで交差点をショートカットするのは違反行為であるのはもちろん、歩行者が死角に入りやすく、自車の右後方から来る人や自転車も確認しづらいので、しっかりと交差点の中心の内側を徐行しながら曲がり、横断歩道や周囲の安全を確認しましょう。
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