ベビーカーを押して横断歩道を渡っている女性

今回の解答:前方に見える「横断歩道」の標識

坂の頂上に横断歩道があり、ベビーカーを押している女性が横断していました。もし速度が出ていたら止まれなかった可能性があります。
一見、横断歩道の存在はわかりませんでしたが、問題の状況をよく見ると、横断歩道を示す青い標識が見えていました。見通しの悪い場所では標識にも注意して、事前に横断歩行者の存在を予測しておきましょう。
横断歩道の存在を示すものには、下の写真のひし形の路面標示「横断歩道または自転車横断帯あり」もあるので覚えておきましょう。なお、たとえこうした標識や路面標示がなくても、上り坂の頂上付近では、見通せる範囲内で停止できるように徐行する義務があります。

横断歩道または自転車横断帯ありの路面標示

横断歩道近くでは歩行者の動きを見落とさないように

横断歩道では事故も少ないと思われがちですが、2023年の歩行者事故(3万8848件) のうち「横断歩道横断中」の事故は1万3392件に上り、3割以上を占めています。
横断歩道では歩行者の横断が優先されるため、車が来ていても「車が止まるはず」と考えて、直前で渡って来るケースも少なくありません。
その場合ドライバー側のミスがすぐに事故につながるので、横断歩道付近ではあらかじめ歩行者の動きを予測しておくことが必要です。

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