今回の解答:電柱の陰から出て来る人
先行車の通過後、左前方の電柱の陰から歩行者が車道に出て来て、危うく接触するところでした。夜間は対向車のライトで目がくらんだり、照明の届かない暗がりに入った歩行者などがいっそう見えにくくなったりします。また今回、歩行者は白色の服を着ていますが、背後の壁など周囲の色との関係で見落とす危険性も生じます。混雑した道路ではハンドル操作で回避できないので、電柱の陰や車両の間から出て来る歩行者や自転車などの存在を予測し、いつでも止まれるよう速度を落としましょう。
夜間の外出では目立つ色の服や反射材を着用しよう
令和2年(当時)の歩行者事故の発生件数を見ると、16~20時の間に多く発生しています(図)。夜間は目立つ色の服を着たり反射材を着用したりしましょう。また、車道へのはみ出しや、走行車両の直後、停止車両の陰からの横断など、車から見落とされがちなことは避けましょう。
運転中に遭遇するさまざまな危険を映像で疑似体験。
PR
「JAFトレ」ことJAF交通安全トレーニングでは、交通安全教育の教材をeラーニング形式で提供します。
従業員の皆様の学習結果を蓄積・管理することで、企業・団体の安全運転管理をお手伝いいたします。