危険予知

善意の譲り合いが危険な事態に発展!?

2023.03.05

JAF Mate危険予知アーカイブより

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後ろから迫って来る車

今回の解答:ルームミラーに映る後続車

減速して対向車に道を譲ったところ、後続車がパッシングしながら接近し、追突されそうになりました。問題の場面を見ると、ルームミラーに後続車が大きく映り、すでに車間距離が詰まっていました。信号が青なのに減速や停止をすることは、第三者には通常でない行動に映り、混乱を生じさせます。対向車に道を譲る際は、追突されないようにルームミラーなどで後方を確認し、後続車との距離が短い場合、無理に譲らず、そのまま進行しましょう。

追突事故の人的要因

ポイント:
右折待ちの車がいたら、前の車の動きに注意しよう

交通事故件数のうち「追突」は最も多く、事故の要因を細かく見ると、「動静不注視」に当たる“危険でない”と判断を誤った事例が5万2080件と最も多くなっています(表)。今回のケースでも十分な車間距離を取るのはもちろんのこと、先の状況をよく見て、対向車に道を譲るために前車が減速する可能性を予測しておくことが大切です。

運転中に遭遇するさまざまな危険を映像で疑似体験。

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