今回の解答：右から横断歩道を渡る歩行者
横断歩道にさしかかったところ、右側から横断中の歩行者がいて、あやうく接触するところでした。問題写真を見ると、 交差車両の右ヘッドライトの前あたりに歩行者の姿が見えます。今回のように交差点でライトを点灯した交差車両がいる場合、右折車側はまぶしいので、ライトの方向を直視するのを無意識に避けようとしがちです。歩行者の存在も見落としやすいので、交差点に入る前に、 歩行者がいないかをよく確認しておきます。また、対向車などのヘッドライトをまぶしいと感じた場合、その直後を渡る横断者も明暗差で見えにくいので、夜間は特に注意が必要です。
ポイント：
夜間はライトの光や明暗差による見落としにも注意
図は、右折時の横断歩行者との事故を昼夜別に示したものです。昼間は対面からの横断者との事故が多く、夜間は背面側からの横断者との事故が増えています。夜間の右折では、 今回のように交差車両がいる場合、ライトの光などが原因で横断者を見落としやすくなります。また交差車両がいない場合でも、背面側から渡ってくる歩行者は自車のヘッドライトで照らしにくく、見落としやすいのでよく確認しましょう。
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