危険予知

前方の橋を通過します

2022.03.19

監修=長山泰久(大阪大学名誉教授)

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今回の解答:菱形の路面標示

前の車に続いて橋を通過しようとしたところ、前方に横断歩道があり、別の自転車の男性が渡っていたので危うく事故になるところでした。問題の場面で「横断歩道または自転車横断帯あり」を示す菱形の路面標示があり、さらによく見ると、「横断歩道」を示す青い標識も見えていたので、横断歩道を渡る歩行者や自転車の存在を予測することが大切です。また、現場は道路交通法で徐行すべき場所に該当する「上り坂の頂上付近」でもあるので、すぐ停止できる速度で走行する必要もあります。

菱形のマークから見えない歩行者の存在を予測しよう

菱形の路面標示は横断歩道や自転車横断帯の30m手前と40~50m手前に1つずつあり、見通しの悪いカーブでも有効な情報になりますが、横断歩道等がなくても渋滞で車が停止していることもあるので、前方の見通しが悪い場合は、見通せる範囲内で停止できる速度で走ることも大切です。

運転中に遭遇するさまざまな危険を映像で疑似体験。

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