危険予知

偶然の手がかりより基本の安全確認が大切

2023.07.23

JAF Mate危険予知アーカイブより

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右側から並走して来る対向車

今回の解答:第2通行車線を並走する車

ウインカーを出して追い越しを始めたところ、右側に赤い車が並走していて、危うく接触しそうになりました。赤い車はドラミラーには映らない、死角部分を走っていたようです。一見、赤い車の存在は確認できませんでしたが、問題の状況をよく見ると、タンクローリーの後部が鏡のようになっており、自分の車と並走する赤い車が映っていました。もちろん、いつもこのような手がかりがあるわけではないのですが、追い越し時はドアミラーの死角(下図)を必ず目視で確認することが大切です。なお、ドアミラーを調整する際、自車の映る割合が多いと死角が増えるので注意しましょう。

ドアミラーの死角

多車線道路ではミラーだけでなく目視での安全確認が大切

左端の車線から追い越しをする際は、真ん中の車線だけでなく、さらに隣の追越車線にも注意します。上の図のように、追い越しを終えた車の進路変更と、こちらの進路変更のタイミングが合ってしまうことがあるので、ミラーの死角を目視する際には、追越車線の状況もチェックしましょう。また、後続車と同時に追い越しをする可能性もあるので、ルームミラーでの確認も忘れずに。

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