使うほどに味わいを増す革小物 牛革とエルク革のスマートキーケース
大人の工場見学「革工房パーリィー」編
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精巧で、長く愛用できるメイド・イン・ジャパンの製品。その裏では、熟練の職人たちが知恵と経験と技を総動員し、日々研鑽を積んでいる。見えないところにまで手間をかけ、より高いクオリティを目指して心血を注ぐ匠たちの静かな矜持。この<匠The日本>では、モノづくりの神髄を感じさせるメーカーと製品にフォーカスし、現場を訪ねる。
使い込んでいくうちに愛着が湧く、本革ならではの手触り
ひとつ持っていると、とても便利で機能的なキーケース。いつも持ち歩くアイテムだけに、手触りや軽さも重要なポイントだ。今回ご紹介するのは、牛革キップとエルク革の魅力に魅せられるパーリィーの人気シリーズ。プロの技術で丁寧につくられた製品は丈夫で、長く使用でき、使えば使うほど味わいが出る。職人の手で上質な革小物を生み出す同社の工房(東京都練馬区)にお邪魔した。
絶妙な艶とグラデーションの「パーリィークラシックシリーズ」
上質な牛革キップを用い、エナメルのような光沢を持つのが、「パーリィークラシックシリーズ」。製品ができあがってから丁寧に一つひとつ職人の手で磨き上げられ、ヴィンテージのような奥行きのある色合いと艶が生まれる。匠の指先の微妙な加減で生まれる重厚な色のグラデーションは、使い込むほどに深みを増す。色の経年変化を愉しむ愛用者も多い。キーケースはロイヤルブルーなど3色展開。
キズもまた味わい、フィンランド産の「エルク革シリーズ」
先代社長がタンナー(革を鞣す業者)を訪れた時、出会ったのが野性のエルク革。ワイルドで厚みがあり、他にない風合いの良さに魅力を感じたという。柔らかくキズが多いため加工の難しい素材だが、品質が保たれているのはパーリィーの職人たちの熟練の手捌きがあってこそ。1点1点異なる革の表情、キズさえも活かした味わい深さが好評を博している。希少なエルク革特有のカシミアタッチの手触りは、クセになる心地よさだ。カラーバリエーションも豊富。
革の特性と対峙し、美しい風合いの製品を生み出す工房
製作部門では5名のスタッフが働く。共通点は、革小物やモノづくりが好きなこと。先輩が身につけた匠の技を伝えながら、若手を育てている。飽きのこないシンプルなデザインと使い勝手のよさにこだわり、ユーザーからの生の声を大切にするのが信条。スタッフ全員で丹念に製品を仕上げている。
すべての工程をひとりでこなせる熟練の職人たち
キーケースを組み立てる製作部マネージャーの福嶋悟さん。パーリィーの強みは、製作スタッフ全員が、1枚1枚異なる革の特性の見極めから裁断、革漉き、型抜き、縫製などの工程すべてをひとりで行えることだ。製品に対する思い入れや愛情も深く、完成度の高さにつながっている。
心を込めて革素材と向き合うオンリーワンのモノづくり
「催事などで20年使い続けて味わい深い表情になった革小物を見せてもらうと、心から嬉しくなります」と語るのは、パーリィー2代目社長の白潟夏樹さん。革について造詣の深い先代社長から引き継いだ知識と加工技術を活かし、オンリーワンのモノづくりを続けている。約35年前の創業時から扱っている牛革はもとより、フィンランド産エルク革のファンも多い。加工の難しいエルク革の製品を手掛けるメーカーは、国内では同社以外皆無に等しいことは知る人ぞ知る。素材を知り尽くした腕利きの職人たちによって丁寧に心を込めてつくられた革小物だからこそ、長く愛着を持って使いたくなる。
ベースの色が濃く出てくる、パーリィークラシックの経年変化
キメの細かい牛革キップを二度染め。写真のジョージアグリーンの場合、ベースのグリーンの上に黒を塗り重ね、手磨きで絶妙なグラデーションに仕上げている。完成したばかりの製品(左)はダークな色味だが、4年の月日を経ると徐々に下地のグリーンが出てきて、しっとりとしたオリジナルの風合いを醸し出す(右)。10年後、20年後は……実際に使って、美しき経年変化を確かめたい。
※右は実際に4年使用した小銭入れです。
ディテールまで熟慮を重ねた、丈夫なつくりのキーケース
軽量で手にすっぽりと収まり、細かな使い勝手が考慮されたデザイン。左はパーリィークラシックのラズベリーレッド。落ち着いた大人から支持されている色だ。内側のブルーがアクセントで、軽くて上質な手触りの豚革が採用されている。カードポケット付。右はエルク革のレッド。曲線を帯びたフォルムにスマートキーもすっきり収納できる。ふわっとしたカシミアのような感触で、人気が高い。いずれも、使うほどに味わいが深まり、大切な方へのプレゼントにもおすすめだ。
※撮影時のみマスクを外していただきました。
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