2018年12月18日 01:23 掲載

鉄道他 【お台場旧車天国2018:その5】
戦闘機型バイクに軽「カウンタック」!? 思わず目が点になるスゴイのを集めてみた!


イタルデザインが手がけた未来派すぎる1台!アウディ「アズテック」

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アウディ「アズテック」。今回の出展では運転席がオープン仕様で、一方の助手席はガルウイングのクローズド仕様。どちらもオープンにもクローズドにもできる仕組みを搭載している。

 アウディ「アズテック」は、世界的な知名度を持つイタリア人インダストリアルデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロと、彼が創設したイタルデザインが手がけた。1989年のトリノ・ショーでコンセプトカーとして発表された後、実際に市販化。ただし、車両価格が当時としては桁違いの約1億円だったことなどもあり、生産台数は30台弱にとどまった。

 「アズテック」は駆動方式として4WDを採用しており、エンジンはアウディ「クワトロ」に搭載されていた直列5気筒エンジンをミッドシップに搭載している。最大の特徴は、運転席と助手席が独立しているダブルキャノピー型を採用したことだろう。なんと、乗員同士は付属のマイク付きヘッドフォンで会話を行う仕組みとなっている。

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「アズテック」を後方から。リアウイングはカーボン製。「AZTEC(アズテック)」とは、英語で"アステカ"のこと。

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運転席。オープンモードはウインドシールドがついており、1960年代のシングルシーター・レーシングカーのコックピットのようなデザイン。ただし、それが横にふたつ並ぶので少し窮屈な感じも。

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助手席にも一見するとステアリングがあるように見えるが、そういうデザインのコンソール。

映画「トラック野郎」シリーズに出演した「一番星号」

 「一番星号」は、星桃次郎(演:菅原文太)が活躍する東映の映画「トラック野郎」シリーズのため、三菱ふそう「FU113S」1975年式をベース製作された実車。シリーズ全10作中の2作目以降の作品で撮影で使われ、実際に菅原文太がステアリングを握ったという。シリーズが終了した後は個人のトラッカーに引き取られて実際に業務で使用されたが、後に一度廃車となった。その後、現在同車を所有する全国哥麿会がレストア中で現在に至る。

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実際に運転席に座ることができることから、長蛇の列をなしていた「一番星号」。デコトラは日本独特の文化だろう。

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「一番越し号」の隣に展示されていたのは、日野「ZM」1977年式をベースに長い時間をかけてデコトラとしてアートアップした「第三夜桜丸」だ。

みんなの食卓を支えてきたヰセキのトラクター!「TB-17」

 最後は、一般展示エリア中で異色の1台として目を引いていた、ヰセキのトラクター「TB-17」1965年式。詳しいスペックなどは不明だが、映画「フラガール」に出演した1台だという。ちなみに実際に走行可能で、会場をゆっくりと走行する様子も見かけた。

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どこかのヒーローの顔のようなフロントフェイスが特徴的なヰセキ「TB-17」。

2018年12月14日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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