2018年12月07日 00:59 掲載

鉄道他 【お台場旧車天国2018:その3】
ウルトラ警備隊の「ポインター」に、公道走行可能な機関車「K-100」など!! あのドラマのクルマを集めてみた


「サイドマシン」にキカイダーが搭乗! スーツも特注で左右が赤青

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1970年代の特撮ヒーローものの傑作「キカイダー」。水中走行も可能なスーパーマシンである「サイドマシン」のレプリカ車。キカイダー仕様の特注ライダースーツ(グローブとブーツも)&ヘルメットでまたがっているのは、完全ハンドメイドでこの「サイドマシン」を製作した黒澤竜治氏。

 別記事『「ナイト2000」に「サイドマシン」に「マットビハイクル」! かつて映画やTVで見たあのクルマたちを集めてみた!!』でも掲載した「サイドマシン」。

 原作・石ノ森章太郎、制作・東映による、1970年代特撮TVドラマの傑作のひとつである「人造人間キカイダー」(1972~73年)において、主人公のジロー=キカイダー(演:伴大介)が搭乗したサイドカー付きのスーパーマシンだ。劇中では、カワサキの名車「マッハIII500」をベースに開発されたレース専用マシン「マッハIII500 GTスペシャルサイドカー」を黄色くリペイントして使用された。

 この「サイドマシン」は、黒澤竜治氏が立ち上げた「サイドマシンプロジェクト」において、完全ハンドメイドで製作された、フルアルミボディ製レプリカ車。今年は、黒澤氏が自らキカイダー仕様の特注ライダースーツを着用して乗り込み、多くの来場者の撮影要望に応えていた。

 ちなみにライダースーツの左半身の赤は悪を、右半身の青は正義を表す。キカイダーは、人の心に近い「良心回路」を持つが、不完全なために形状も左右非対称で色も赤と青と異なるデザインが特徴なのだ。

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反対サイドからのキカイダーと「サイドマシン」。ヒザを折り曲げて乗る「ニーラー」といわれる車高が低いバイクである。悪を表す左半身の赤側は、ヘルメットも原作通りにメカが透けて見えているように描き込まれている。♪正義と悪との青と赤~。

2019年の東京を走るならこれ! 「AKIRA」の金田のEVバイク

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「AKIRA」の劇中で、主人公の金田が愛用したEVバイク。貼られているステッカーまで完全再現されている。マンガでの活躍はコミックス1巻が中心だが、アニメでは金田の相棒として全編通して活躍した。

 「AKIRA」といえば、大友克洋原作の世界的な知名度を有するSFマンガ・アニメ(マンガ連載は1982~1990年、アニメの劇場公開は1988年)。劇中で主人公の"健康優良不良少年"金田が乗っていたEVバイクのレプリカ車も展示されていた。

 劇中の舞台は2019年のネオ東京(80年代に核兵器を用いた第3次世界大戦が勃発してから復興している最中で、2020年に東京オリンピックが開催されるという設定)で、バイクはEVが主流。劇中ではあまりメカニカルな設定は語られないのだが、常温超電導発電機を搭載していて、二輪駆動とされている。

 今回のレプリカ車については残念ながら資料がない上に、オーナーにも話を聞けなかったため、ベース車両などの情報は一切不明だ。

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金田のEVバイクを後方から。この金田のバイクはカリスマ的な人気があり、日本各所でレプリカ車が作られている模様。

「アンパンマン」がモチーフのスズキ「エブリイ」

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ボディカラーも見事な「アンパンマン」をモチーフとしたスズキ「エブリイ」(2002年式)。車内には「アンパンマン」のぬいぐるみであふれていた。

 最後に紹介するのは、2002(平成14)年式のスズキ「エブリイ」をベースに、「アンパンマン」をモチーフにした1台。ボディカラーが見事にアンパンマンカラーの茶色(アンパンマンブラウン?)となっており、フロント部分の頬や鼻を模したトリムの造形と塗装も見事で、とてもおいしそうな1台である。

2018年12月6日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

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