2018年06月22日 01:00 掲載

写真ビストロ SNAP×SNAP 蘇る映画「マッドマックス」第1作の「ブラック・インターセプター」! 激アツの旧車レプリカに震える!!


JAFメディアワークス IT Media部 日高 保

スーパーチャージャーの作動は大迫力!

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実際に劇中車にも搭載されていたウェイアンド社製スーパーチャージャー。同社は、近年になって当時のスーパーチャージャーのパーツを復刻。これにより、レプリカ車を作る際、スーパーチャージャーも本物を使えるようになった。劇中のスーパーチャージャーは現実には存在しない、オン/オフ機能を搭載しており、スイッチを入れると作動する仕組みだ。レプリカ車ではそれを見た目上で再現するため、エンジンとは完全に独立しており、スイッチを入れると電動モーターがスーパーチャージャーを作動させるようになっている。

 「ブラック・インターセプター」最大の特徴とは何か? それは、「マッドマックス」第1作を見たクルマ好きやカーアクション好きをシビれにシビれさせた、「ブラック・インターセプター」のボンネットから突き出た"架空の機構を備えた"スーパーチャージャーである。これぞ「ブラック・インターセプター」のトレードマークだ。

 スーパーチャージャーは機械式の過給器であり、現実の仕組みとしてはエンジンのクランクシャフトなどから、ベルトなどを介してモーターを駆動させ、コンプレッサーを作動させてより多くの空気をエンジンに送り込むというものだ。そのため、エンジンが回っている限りは常時スーパーチャージャーも作動する機構となっている。

 しかし劇中のスーパーチャージャーは、演出的な意味合いもあって架空の機構となっており、「ここぞ!」という時にスイッチで作動させる仕組みとなっていた。いってみれば、ニトロのような使い方ができるスーパーチャージャーだったのだ。

 マックスは終盤、復讐の鬼となってMFPから「ブラック・インターセプター」を盗み出し、暴走族たちの追撃を開始する。暴走族を追い詰めると、マックスはスーパーチャージャーを作動(劇中ではスイッチを引いて作動させていた)。すると、ベルトが高速で回り始め、独特の作動音と吸気音が発生。そして、暴力的なまでに加速する「ブラック・インターセプター」そのものを武器として、暴走族たちをバイクごとなぎ倒していったのである。

 余談だが、そのシーンでは、暴走族役のスタントマンたちがカワサキなどの重量級バイクの下敷きになったり、橋の欄干を突き破って遙か下方の川にバイクと共に落ちていったりと、「いくら何でも、スタントマン、大丈夫なのか?」と心配になってしまう迫力があった。あまりにも壮絶だったことから、劇場公開当時から長らく、第1作の撮影で「スタントマンが2名事故死した」というデマが信じられていたほどである。それほど、強烈なシーンが展開するのが「マッドマックス」なのだ。

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ベース車両に迫る!