2018年06月22日 01:00 掲載

写真ビストロ SNAP×SNAP 蘇る映画「マッドマックス」第1作の「ブラック・インターセプター」! 激アツの旧車レプリカに震える!!


JAFメディアワークス IT Media部 日高 保

劇中の「ブラック・インターセプター」はどんなクルマ?

sn180615-01-02.jpg

「ブラック・インターセプター」のレプリカ車を別角度から。このレプリカ車のベース車は、劇中車と同じフォードの3代目「ファルコン XB GT」。このレプリカ車は世界で最も劇中車に近い"由緒正しい"1台とされる。その理由は、オーストラリア在住のゴードン・ヘイズ氏が手がけたからだ。ゴードン氏(同氏は、ファーストネームで呼ばれる)は、「ブラック・インターセプター」のレプリカ車製作に関しては、世界で唯一といわれるカリスマ・ビルダー。映画の撮影時に「ブラック・インターセプター」を製作したスタッフからパーツなどを譲り受け、現在では"オリジナルパーツ"を作れる唯一の人物とされる。このレプリカ車は、そのゴードン氏が製作した中でも、最も劇中車に近いとされる1台なのである。本国オーストラリアで、ゴードン氏が館長を務める博物館に展示されていたのだが、同車の日本人オーナーが交渉に交渉を重ねて譲ってもらったそうである。

 「ブラック・インターセプター」は、「ブラック・パーシュート・スペシャル」とも呼ばれ、マックスが警官時代に属していた警察の一部署であるMFP(メイン・フォース・パトロール)で開発されたパトカーだ。メカニックがあり合わせのパーツで開発したというが、「最後(最期とも?)のV8」を積んでおり、劇中で最速といわれる特殊な追跡用パトカーである(パーシュート=pursuitとは「追跡」の意味)。スーパーチャージャーを搭載しており、600馬力を誇る。

 MFP所属のほかの「インターセプター」はイエローとブルーをメインとしたカラーリングだが、「ブラック・インターセプター」はその名の通りにすべて黒で塗られており、パトカーとは思えない攻撃的な外見と相まって精悍な雰囲気を醸し出している。

 また「ブラック・インターセプター」の特徴として、サイドの8本出し(左右4本ずつ)のマフラーがある。現実的なことをいえば、本来はきちんと1本に集約させた方が出力的にも環境的にもいいわけだが、これはV8エンジンであることをわかりやすくした演出とされている。いずれにしろ、炎を吹き上げそうな迫力を感じさせる重要な特徴だ。

 しかし、最大の特徴は異なる。それは、ボンネットから突き出たスーパーチャージャーだ。

sn180615-01-05.jpg

左右4本ずつサイドに突き出したマフラー。V8エンジンのシリンダー1本1本と直結していそうな、まるでドラッグレースのマシンのように炎を吹き上げて激走しそうな雰囲気だが、V8であることをわかりやすく表現するための演出とされる。現実的な話では、このようなエキゾーストパイプにしたからといって速くなるわけではなく、逆に不都合な面も多くなってしまう。ちなみにタイヤも劇中の通りでBFグッドリッチ製だ。

→ 次ページ:
最大の特徴であるスーパーチャージャーがすごかった!