2018年06月21日 01:00 掲載

写真ビストロ SNAP×SNAP 待望のターボ化!2代目S130系「フェアレディZ-Tバールーフ ターボ」


JAFメディアワークス IT Media部 日高 保

待望のターボ搭載車はモデル末期の1982年に登場

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2代目「フェアレディZ」を後方から。ターボモデルは独自の外観を備えており、わかりやすいのが上下の2本出しデュアル・マフラー。当時、ターボモデルは国内市場で熱望されており、登場するや否や、話題の中心が「280Z」からターボ車に移ってしまったという。

 スポーツカーの宿命として2代目「フェアレディZ」も、オーナーやファンらにより、さらなるパワーとトルクを求められていった。ターボ化が望まれたのだ。そして、最後のマイナーチェンジとなる1982(昭和57)年10月になってL20型をターボ化した「L20ET」型エンジンを搭載したグレードが遂に設定された。

 ターボ車は、3代目へのフルモデルチェンジまで残り11か月という時期(3代目「Z31型フェアレディZ」は1983年9月に登場)に登場した。その理由は、どうやらスポーツカーにターボエンジンを搭載することに、当時の運輸省(現・国土交通省)が慎重だったためらしい。

 今回撮影した2代目「フェアレディZ」は、1980年11月のマイナーチェンジの際に北米市場の要望に応えるために設定された「Tバールーフ」グレードをベースに、LE20ET型ターボエンジンを搭載した「フェアレディZ-Tバールーフ ターボ」だ。型式に関しては、社団法人自動車技術会(現・公益社団法人自動車技術会)が毎年発行している自動車諸元表の1983年版で確認したところ、「GS130」型とあった(ただし、別の古い資料によれば、「KS130T」型というものも確認できた)。

 ターボ車は専用の外観となっており、中でもわかりやすいのが縦のデュアル・マフラーと、2ピースのアルミホイール、そして国産車としては初となる、扁平率60%の超ワイドタイヤなどだ。

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デュアル・マフラーを見やすいよう、左斜め後方から。ホイールは当時のものではない模様。

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「Tバールーフ」車は「西部警察」で大活躍!