2018年04月22日 00:36 掲載

写真ビストロ SNAP×SNAP 4月24日は「スカイライン」の誕生日。初代から12代目まで、歴代モデルを一挙紹介
中編:5代目「C210」系から8代目「R32」型まで


後期型は"鉄仮面"と呼ばれた6代目「R30」型(1981年~)

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「スカイライン セダン 2000ターボ インタークーラー RS・X」(KDR30型)。1984年式。サイズは、全長4620×全幅1675×全高1385mm、ホイールベース2615mm、トレッド前1420mm/後1410mm。車重1195kg。1990cc・直列4気筒・DOHC・ターボエンジン「FJ20」の最高出力は205ps(150kW)/6400rpm、最大トルクは25.0kg-m(245N・m)/4400rpm。サスペンションはフロントがストラット、リアがセミトレーリングアーム。ブレーキは前ベンチレーテッドディスク、後ディスク。タイヤは205-60-R 89H。

 6代目「R30」型は1981(昭和56)年8月にデビューし、ハリウッドの俳優であり、カーマニアかつレーサーという故ポール・ニューマンをイメージキャラクターに起用したことから、「ニューマン・スカイライン」と呼ばれた。

 6代目の上級グレードには、量産車としては世界初となる、ショックアブソーバーの減衰力を手元のスイッチで切り替えられる「フットセレクター」などの新技術が投入された。

 また6代目のポイントは、1990cc・直列4気筒・DOHCの新型エンジン「FJ20」型を搭載したグレード「2000RS」が用意されたこと。

 「2000RS」は非常に人気を博し、1983(昭和58)年2月になると、それをターボ化した「2000ターボRS」も登場。「スカイライン」史上最高の出力となる190psを叩き出した。そのほか、この「2000ターボRS」は往年のアクションドラマ「西部警察」でも活躍した話は有名だ(前期型「2000ターボRS」の記事はこちら)。

 そして1983年8月のマイナーチェンジで後期型となり、「2000ターボRS」は前後のデザインが変更。画像の「スカイライン セダン 2000ターボ インタークーラー RS・X」(KDR30型・1984年式)も後期型だ。フロントグリルが横桟(よこざん)型からグリルレスになり、テールランプがスモーク化された。このグリルレスのフロントデザインから、「鉄仮面」の愛称がつけられたのである。

 さらに後期型「2000ターボRS」はインタークーラーを装備したことから最高出力は15psアップし、最大トルクも2kg-mアップした。

 なお、「2000ターボRS」は「スカイライン」としては10年ぶりとなるレースへの復帰を果たした。スーパーシルエットシリーズの1982~83シーズンに、日産ワークスとして活躍した長谷見昌弘選手(現在はスーパーGTなどでチーム監督を務める)が通算6勝を果たした。

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7代目「R31」型はエンジンが強力に!