写真ビストロ SNAP×SNAP 4月24日は「スカイライン」の誕生日。初代から12代目まで、歴代モデルを一挙紹介
前編:初代「ALSI」系から4代目「C110」系まで

2018年04月20日 15:02 掲載

2代目「GT-R」を含む4代目「C110」系(1972年~)

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「スカイライン 2000GT-R」(KPGC110型)。1973年式。サイズは、全長4460×全幅1695×全高1380mm、ホイールベース2610mm、トレッド前1395mm/後1375mm。車重1145kg。1989cc・直列6気筒・DOHCエンジン「S20」の最高出力は160ps(118kW)/7000rpm、最大トルクは18.0kg-m(177N・m)/5600rpm。サスペンションはフロントがストラット、リアがセミトレーリングアーム。ブレーキは前後共にディスク。タイヤは.175-HR14。

 「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチフレーズからとられた「ケンメリ」の愛称で呼ばれる4代目「C110」系。1972(昭和47)年に登場し、「スカイライン」史上最高となる約66万台の販売台数を達成した。

 「C110」系にも「GT-R」がラインナップされ、画像がその「2000GT-R」(KPGC110型・1973年式)。1973年1月に登場した。初代「GT-R」から引き続き「S20」エンジンを搭載し、国産で初採用された技術には4輪ディスクブレーキなどがある。

 しかし、排出ガス規制に「S20」エンジンが対応できなかったことから、販売期間はわずか4か月、総生産台数は197台で終わった。そのため、「幻のGT-R」などと呼ばれている。

 この時期、新型車だけでなく、現行車種に対しても排ガス規制対策を施す必要があったことから、日産は通算52勝を達成した後の1972年にレース活動を中止し、開発リソースを排気ガス浄化対策に振り向けることで対応していく。

 「KPGC110」型以外の「C110」系は、1998cc・直列・6気筒・SOHCエンジン「L20」を搭載していたのだが、それを低公害化する開発が進められた。最終的に、燃料供給をキャブレター(気化器)からより緻密な電子制御方式のEGI(Electronic Gasoline Injection)仕様に変更。「L20E」と型式名も変更したこのエンジンで、排気ガス規制を乗り切ったのである。


 5代目「C210」系から8代目「R32」型までを紹介する中編はこちら

2018年4月20日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)