2018年02月27日 15:50 掲載

写真ビストロ SNAP×SNAP 「ハチロク」ことAE86「スプリンタートレノ」
アニメ新劇場版・オフィシャルカーを激撮!!


「スプリンター トレノ」の中の"ハチゴー"

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ライトを点灯すると、リトラクタブル方式なのでアップしてくる。劇中で主人公は、空力が悪化するのを防ぐため、真っ暗闇の山道において、前走車のライトと超絶的な記憶力と想像力だけを頼りに走るという狂気じみた走法「ブラインド・アタック」を身につけ、必殺技のひとつとするのはファンならお馴染みのエピソード。でも、道交法に違反するだけでなく、危険極まりない行為なのはいうまでもないので、よい子は決してマネしないように。

 同じ「スプリンター トレノ」のグレードのひとつなのだが、"ハチゴー"と呼ばれるクルマがあったことは、作品のファンならご存じだろう。主人公の少々ドジな親友が、勘違いから買ってしまった1台である。それは「1500 SR」と呼ばれるグレードで、型式は「E-AE85-FCMXS」。大きく異なるところのひとつがエンジン性能で、1452cc・水冷直列4気筒OHCエンジン「3A-U」を搭載し、ハチロクがノーマルで130馬力なのに対し、83馬力しかなかった。

 さらに、劇中ではもう1台の重要なハチロクが出てくるので触れておこう。こちらは2ドアの「スプリンター トレノ」で、グレードは同じ「1600 GT APEX」、型式は「E-AE86-FSMVF」となる。ファンサイトなどでは、85年式の後期型といわれている。

 この後、「スプリンター トレノ」と「カローラ レビン」は87年に6代目にスイッチ。91年の7代目を経て、95年には8代目を数えた。しかし、日本ではこの頃からクーペやスペシャリティカーの市場が大きく縮小していったため、2000年に生産終了。「スプリンター トレノ」と「カローラ レビン」は歴史上の車種となったのである。

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原作でもよく描かれたような角度から撮影してみた。なお同車は、原作コミックでは比較的序盤に当たるバージョン。劇中の最終戦までにハチロクは大きく様変わりするので、今回は序盤を描いたアニメ新劇場版仕様というわけだ。オーナーの岡本さんに聞いたところ、かつては、黒いカーボン製ボンネットなど、原作コミックの最終仕様にしていた時期もあるそうだ。

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ハチロクのスペックを紹介!