2020年04月24日 14:25 掲載

交通安全・防災 先進安全装備の過信はやっぱり禁物。
JAMAの無料冊子『安全すてきなカーライフPASSPORT 2019-2020』【PR】

クルマの先進安全装備が普及し、事故を防いだり、被害を軽減したりするのに大きく貢献している。その一方で機能を過信して、思わぬ事故につながるケースもある。自動車メーカー14社による団体「日本自動車工業会」(JAMA)発行の無料冊子『安全すてきなカーライフPASSPORT 2019-2020』に、そのことがしっかりと書いてあった。

一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)制作の小冊子『安全すてきなカーライフPASSPORT 2019-2020』。冊子版はディーラーなどにおいて無料で入手可能で、PDF版はこちらから無料でダウンロード可能。

 近年、「衝突被害軽減ブレーキ」や「ペダル踏み間違い時加速抑制(誤発進抑制)装置」といった先進安全装備を搭載したクルマが増えてきた。先進安全装備は事故の発生を減らしたり、事故が起きても被害を軽減したりするためのテクノロジーで、実際に有効であることが確認されている。

 しかし、先進安全装備は、天候や路面などの条件によっては作動しないこともある。先進安全装備を過信してドライバーが安全運転を怠ると、事故につながりかねないのだ。

『安全すてきなカーライフPASSPORT 2019-2020』で先進安全装備への過信が危険であることを再確認!

 同冊子は、先進安全装備への過信が危険であることを、多数のイラストを使って分かりやすくまとめている。また動画も用意されており、QRコードから視聴できるようにもなっている点も特徴だ。そこで、先進安全装備についてのふたつの項目を紹介しよう。

先進安全装備が作動しにくい条件が明らかに!

 ひとつ目の項目は、先進安全装備の作動条件や限界があることを確認できる内容だ。衝突被害軽減ブレーキを例に取ると、どのような条件だと作動しにくいかということがイラストと共に紹介されている。

画像は衝突被害軽減ブレーキについて解説したもので、3種類の作動しにくい事例をイラストで紹介している。小見出しの右横にQRコードがあるものは、動画が用意されている。衝突被害軽減ブレーキに関する動画はこちら

 歩行者の急な飛び出しやクルマの割り込みに作動が間に合わない場合があるし、雨や雪などの天候により悪化した路面状況では作動しても機能が十分に発揮されないこともある。また、前走車が荷台に特殊な形状の荷物を載せているようなトラックなどの場合、センサーが形状を把握しにくく、その結果として正確に作動するとは限らないのだ。

先進安全装備はメリットだけでなく注意点も把握しよう!

 ふたつ目の項目は、先進安全装備のメリットだけを見るのではなく、使用上の注意点も把握する必要があるという内容だ。先進安全技術はメリットばかりに目が行きやすいが、使用時に注意すべき点があることも覚えておきたい。

画像は、ペダル踏み間違い時加速抑制装置についての解説。同装置については、2種類の作動しにくい事例がイラストで紹介されている。

 例えばペダル踏み間違い時加速抑制装置の場合、ガラスや網目状のフェンス、細い障害物などはセンサーが検知しにくく、作動しない可能性がある。先進安全装備といえど苦手な条件はそれぞれあるので、クルマの取扱説明書にも目をよく通して把握しておこう。


 先進安全装備はあくまでも"従"であり、ドライバーの安全運転という"主"があってこそ効果を発揮できるもの。『安全すてきなカーライフPASSPORT 2019-2020』に目を通し、先進安全装備には限界があること、そして条件によっては作動しないことがあることを改めて理解し、安全運転を心がけていただきたい。

『安全すてきなカーライフPASSPORT 2019-2020』目次。3ブロックに分けて、全18項目を解説している。

 また同冊子は3ブロック構成となっており、先進安全装備を含めて安全なカーライフを送るための全18項目が掲載されている。うっかり事故を防ぐことを題材とした第2ブロックでは、夏場に子どもを車内に残してのキー閉じ込みへの注意喚起などを扱っている。

 JAFの調査では、2017年8月の1か月間に子どもを残してのキー閉じ込みをした件数は167件に及んでいる。小さいお子さんをお持ちの方は、眠っていて起こしたくないとしても、クルマを離れるときは必ず連れて行ってほしい。

 また第3ブロックは、高速道路やガソリンスタンドなど、シチュエーション別に注意すべきポイントを掲載。そのほか、クルマごと水中に落ちてしまったときなど、いくつもの"もしもの事態"が発生したときの対処の仕方について掲載している。

 事故には遭わないのがベストだが、絶対にないとは言い切れない。万が一に備え、同冊子を活用しよう。

 PDF版の閲覧はこちらから可能。サイズは約5MBとなっている。