2020年03月24日 16:20 掲載

交通安全・防災 4車種追加で全9車種に! 予防安全・最新ランキング【JNCAP2019】


神林 良輔

第4位:ES(レクサス)【前期】

合計:140.2点(99.4点)ASV+++

対車両:32点 対歩行者:79.2点(昼間:24.2点/夜間・街灯あり:40点/夜間・街灯なし:15点)
車線逸脱:16点 後方視界:6点 高機能前照灯:5点 踏み間違い:2点

試験に用いられたグレード(車両型式):300h(AXZH10型)
センサー方式:ミリ波レーダー・単眼カメラ
安全運転支援システム名:Lexus Safety System +

画像7。レクサス「ES」。レクサスブランドの誕生から支えてきた基幹モデル。

画像7。レクサスブランドの誕生時から支えてきた基幹モデル「ES」の7代目。

 1989年のレクサスブランド誕生以来、基幹モデルとして同ブランドを支えてきたセダン「ES」。2018年10月発売の7代目には、「NX」および「UX」とほぼ同一バージョンの最新版「Lexus Safety System +」が装備されている。また量産車初となるデジタルアウターミラーを装備し、車内にモニターを配置することで雨天時の後方視界の視認性向上に加え、従来ドアミラーより小型化したことで死角を減らすことに成功している。

 今回は、対歩行者の昼間で0.8点の失点があり、「NX」や「UX」と同じ満点とはならなかった。画像認識においては陽光が大きな外乱要素となるため、実は日中の方が難しいという。またSUVの方がカメラの位置が高いことから、画像認識において若干有利に働く場合もあるとされる。このように、同一バージョンのシステムであっても、車種が異なると必ずしも同じ点数を獲得できるとは限らず、「ES」はわずかに満点に届かなかった。

第5位:アコード(ホンダ)【追加】

合計:132.0点(93.6点)ASV+++

対車両:32点 対歩行者:75.4点(昼間:24.6点/夜間・街灯あり:40点/夜間・街灯なし:10.8点)
車線逸脱:16点 後方視界:6点 高機能前照灯:1.4点 踏み間違い:1.2点

試験に用いられたグレード(車両型式):EX(CV3型)
センサー方式:ミリ波レーダー・単眼カメラ
安全運転支援システム名:Honda SENSING

画像8。2月21日に発売したばかりのホンダの10代目「アコード」。JNCAP予防安全性能評価試験で132.0点を獲得した。

画像8。2月21日に発売ホンダの10代目「アコード」。予防安全で132.0点を獲得した。

 1976年に初代が発売され、世界120か国以上で累計2000万台が販売されたホンダを代表するセダンである「アコード」。2月21日に発売された10代目「アコード」は、3月16日に予防安全性能評価試験を受けたことが追加発表された。

 10代目は、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車標準装備とする。同システムは、衝突被害軽減ブレーキなど、基本8種類の機能を備えるが、10代目ではさらに「後方誤発進抑制機能」(後方用ペダル踏み間違い時加速抑制)と、「オートハイビーム」(ハイ/ロー・自動切り替え型前照灯)も搭載。予防安全性能がより高められており、132.0点という高得点の獲得につながった。

第7位:フォレスター(スバル)【前期】

合計:131.4点(93.2点)ASV+++

対車両:32点 対歩行者:70.4点(昼間:23.5点/夜間・街灯あり:37.8点/夜間・街灯なし:9.1点)
車線逸脱:16点 後方視界:6点 高機能前照灯:5点 踏み間違い:2点

試験に用いられた車種(車両型式):Premium(SK9)
センサー方式:ステレオカメラ
安全運転支援システム名:EyeSight

画像9。2018年7月に発売となり、2019年6月にマイナーチェンジが施されたスバルの5代目「フォレスター」。

画像9。2018年7月に発売となり、2019年6月にマイナーチェンジが施されたスバルの5代目「フォレスター」。

 2018年7月から発売を開始したスバルのグローバル戦略車である、5代目「フォレスター」。安全運転支援システムは、シリーズ最新版の「EyeSight・ツーリングアシスト」を装備(同システム搭載車としては通算2車種目)。「EyeSight・ツーリングアシスト」では、追従走行やレーンキープ機能など、ドライバーの疲労やストレスを軽減するための機能も盛り込まれた。疲労やストレスが交通事故につながることも多く、それらを軽減することが交通事故を減らすことにつながるという考えによるものである。

 またスバル車初となる乗員認識技術「ドライバーモニタリングシステム」も装備。走行中、ドライバーの目が一定時間閉じていたり、顔の向きが前方から大きく外れていたりするのをシステムが認識すると、警告音や警告表示で注意喚起を行うというシステムだ。

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最後は7~9位

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