2019年08月21日 09:00 掲載

交通安全・防災 新東名の6車線化工事で時速80kmの速度規制あり。時速120km試行区間は特に注意!

NEXCO中日本は8月21日から、新東名高速道路の御殿場JCT~浜松いなさJCT間の6車線化工事にともない、路肩に仮設防護柵を設置。路肩幅員が縮小することから、一部区間で規制速度を時速80kmとするとして注意を呼びかけている。当該区間には最高時速120kmの試行区間も含まれるという。

JAFメディアワークス IT Media部 大槻 祐士

新東名の6車線化工事とは?

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赤色で示した区間を6車線化する工事が実施されている。

 新東名高速道路は、海老名JCT(神奈川県)~豊田東JCT(愛知県)にかけて約253kmを結ぶ高速道路。東名高速道路と並行するダブルネットワークを形成しており、交通集中による渋滞の緩和だけでなく、災害や事故など、緊急時の代替として機能するルートだ。

 今回6車線化される御殿場JCT~浜松いなさJCT間は、建設当時から6車線に対応するように設計されていたが、2003年の第1回国土開発幹線自動車道建設会議において、建設費縮減のために暫定的に4車線で開通することが決定。一部付加車線として6車線区間がある他は4車線で供用されていた。
 しかし、この区間を6車線化することで、これまでよりも交通集中による渋滞が減少すること。次世代の物流システムとして注目されている「ダブル連結トラック」や「トラック隊列走行」を実現化し、物流における人材不足の軽減や大型車と一般車の混在による事故の減少などのメリットがあるとして、昨年、国土交通省により御殿場JCT~浜松いなさJCTの6車線化が決定。4月から6車線化工事がスタートした。

時速80km規制区間には、時速120kmの試行区間を含む 

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6車線化工事の一例。外側に車線を増やす工事のために仮設防護柵が設置される。

 今回の工事では、上図のように路肩に仮設防護柵を設置。その外側の道幅を広げ、舗装をすることで6車線化する。工事中は普段より路肩が狭くなることから、一部区間で規制速度を時速80kmとするという。

新東名|6車線化|工事|規制区間|80km|120km

新静岡IC~森掛川IC間では、規制速度が時速80kmと120kmの区間が交互になっている。

 上図の黄色で示した部分が仮設防護策を設置する区間。赤い矢印で示した区間が規制速度が時速80kmとなる。しかし、6車線化の区間に含まれる新東名の新静岡IC~森掛川IC間では3月から、最高速度を時速120kmに引き上げる試験が実施されている。上図を見ても分かる通り、最高速度が時速80kmの区間と120kmの区間が交互になっているので特に注意が必要だ。時速120kmのまま仮設防護柵の設置区間を走行することはできない。

新東名|6車線化|工事|規制速度|仮設防護柵

仮設防護柵の設置状況の一例。

 NEXCO中日本は、6車線工事専用のWEBサイトやハイウェイラジオ、ポスター、標識などを活用し、最新の規制・工事情報を発表。当該区間を走行する際は、事前に規制区間をチェックし、安全な走行をするよう注意を呼びかけている。

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