2017年01月14日 15:36 掲載

ニュース・プラス 【東京オートサロン2017続報】
「ル・マン」シリーズ最新作「Le Mans V」で
注目の新採用テクノロジーとは?/ダンロップ


 東京オートサロン2017(幕張メッセ)がいよいよ開幕。メーカーの報道発表などを中心に、初日の模様をお届けする。


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 今回のダンロップブースでは「ドライブの楽しさをDUNLOPで。」をコンセプトに、2月から発売される「LE MANS V(ル・マン ファイブ)」と、ハイグリップスポーツタイヤ「DIREZZA ZIII(ディレッツァ ズィースリー)」を展示。記者発表では「LE MANS V」のプレゼンテーションが行われた。

 ここで紹介されたのは、2つのテクノロジー。ひとつは、走行時の静粛性能を上げるために、従来のル・マンシリーズでも採用されている特殊吸音スポンジ「SILENT CORE」。ロードノイズのタイヤ内での共鳴音をスポンジで吸収し、静粛性を高める仕組みだ。

 もうひとつが、新たに採用された「SHINOBI TECHNOLOGY」(シノビ テクノロジー)。こちらは、路面からの衝撃を吸収するために開発されたテクノロジーで、サイドウォールとトレッドパターンにその秘密があるという。たとえば、段差乗り越え時などに発生する路面からの衝撃は、サイドウォールがクッションの役割を果たすが、サイドウォール全体が衝撃を吸収できるように開発した。

 さらに、走行時に無数に発生する路面からのショックに対しては、トレッドパターンの工夫と接地形状の曲線化で対応した。今回のルマンVは、トレッドのブロック数が増えたことで、路面の起伏から来る衝撃をブロック一つ一つに分散して抑制する効果が生まれた。一方、接地形状の曲線化とは、通常、タイヤの接地面はハガキ1枚分などと言われるように、タイヤが回転するときにはトレッド面は直線的に路面に接地する。ところがルマンVの設置形状はハガキのような直線的な接地ではなく、タイヤセンター部からイン・アウト側に向けて曲線的に接地するという。直線的に、一気に広い面が接地するのではなく、タイヤセンター部からゆっくり接地するイメージ。まさに「抜き足、差し足、忍び足」のSHINOBI TECHNOLOGYであると言える。

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新タイヤ「Le Mans V」を囲むのは、住友ゴム工業執行役員タイヤ国内リプレイス営業本部長・増田栄一氏と代表取締役専務執行役員・西実氏。

 新タイヤ「Le Mans V(ル・マン ファイブ)」の発売は2017年2月から。全61サイズが用意されており、いずれもオープン価格となっている。

2017年1月14日(JAFメディアワークス IT Media部 大坂 晃典)

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