2018年09月14日 01:36 掲載

ニュース・プラス 衣替え前線が来る前に、夏物の「しまい洗い」を!


JAFメディアワークス IT Media部 大坂 晃典

夏物の洗濯で特に気をつけたいポイント

 ここからは、ライオンお洗濯マイスターの大貫和泉さんによる、洗濯・収納術を紹介しよう。

 夏物衣類は水洗い可能で、気軽に家庭で洗濯ができるものも多い。しかし、洗濯の仕方によっては、不本意な仕上がりになってしまうことがあり、元に戻すことが難しくなるとのこと。そこで、特に夏物衣類の洗濯で失敗しがちな3項目、「黄ばみ・ニオイ」「縮み・型くずれ」「色あせ」対策について、紹介していきたい。


■失敗事例1■ 黄ばみ・ニオイ
 洗って収納したはずの衣類が、翌シーズンに出してみると、黄ばんでいたり、ニオイが残っていることがある。この原因のひとつは「洗濯しても落としきれなかった皮脂汚れ」。皮脂汚れは、時間の経過とともに酸化することで変質し、黄色みを帯びたり、ニオイが発生することも。こうした黄ばみやニオイを防ぐためには、収納前の衣類に皮脂汚れをできるだけ残さないことが重要となる。

【対策】
・汗のつきやすいエリや袖、ワキが当たる箇所に、洗剤を直接塗布してから洗う。

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ワキが黄ばんでしまったブラウス


■失敗事例2■ 伸び縮み・型くずれ
 サマーニットやカットソー、スカート、パンツ、Tシャツ・ポロシャツなどは、お洗濯で伸縮したり、首のヨレなどの「型くずれ」をおこすことがある。こうした「型くずれ」は、特に購入後初めて洗濯をするときに起きやすく、一度型くずれを起こしてしまうと元に戻すことが難しくなる。

【対策】
・洗濯ネットに入れて衣類を保護し「型くずれ防止効果のあるおしゃれ着用洗剤」を使用。
・洗濯機の「弱い水流のコース」を使用、あるいは手洗いで洗濯する。
・シャツはハンガーにかけるなど、衣類にあった干し方をすることも大切。

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丈が縮んだサマーニットとスカート(いずれも左)


■失敗事例3■ 色あせ
 色あせは、紺や黒、緑、鮮やかな色彩の赤など濃色のカラーの衣類で起こりやすい失敗。主な原因は2つ。まず挙げられるのは、外干しの際の直射日光。紫外線には色素を分解する作用があるので気をつけたい。もうひとつの色あせの原因は、水道水の塩素。水道水には衛生上必要な微量の塩素が含まれているが、この塩素が衣類の色柄に作用してしまうことがある。

【対策】
・大切な衣類は日陰に干すか部屋干しする。どうしても日光が当たってしまう場合には、衣類を裏返しにして干す。
・収納時に直射日光が当たらないようにすることも大切。
・塩素による色あせを防ぐには「色あせ防止効果のあるおしゃれ着用洗剤」を使う。

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丈が縮み色あせした紺のTシャツ(左)


「夏物しまい洗い」のお洗濯ポイント【まとめ】
1.家庭で洗濯できるものか、洗濯表示は必ず確認。
2.汗のつきやすいエリや袖、ワキの部分は洗剤を直接塗布して前処理を。
3.お気に入り衣類は弱い水流のコースで、おしゃれ着用洗剤を使って洗う。
4.他の衣類とのからまりや型くずれを防ぐため、洗濯ネットに畳んで入れる。
5.形を整えて、日陰に干す。

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