ニュース・プラス オートキャンプ人口5年連続で前年比増
「寒くてもキャンプ」
団塊ジュニア世代が流行を牽引か

2018年08月22日 01:33 掲載

JAFメディアワークス IT Media部 伊東 真一

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グラフは推計値。出典=日本オートキャンプ協会

 近年、アウトドアブームと呼ばれて久しいが、中でも車を使って行く「オートキャンプ」の人気が高まっていることが鮮明になった。日本オートキャンプ協会によると、2017年のオートキャンプ人口は、16年の830万人を1.2%上回る840万人となった(上グラフ)。この増加傾向は5年連続している。

 ここ数年は「秋キャンプ」の人気が高まっているようだが、17年は秋シーズンの連休が少なく、また台風などの接近により天候に恵まれなかった。一方でキャンプシーズン後半の「冬キャンプ」の需要が高まり数字を押し上げたと同協会では見ている。これは、キャンプ場の利用月のデータでは11~3月の各月でいずれも前年を上まわったことや、冬季のキャンプ用品の販売も好調だったことから裏付けられるという。

 また16年以降人気が顕著になったとみられる豪華で快適な「グランピング」や、独自のファッション感覚でサイトをコーディネイトする"おしゃれキャンプ"の流行、キャンプをテーマにしたマンガ・アニメ「ゆるキャン」に触発されたファンなど、間口の広がりとともに新しくキャンプを始めた人も多そうだ。

 オートキャンプは90年代、団塊の世代を中心に一大ブームになったが、その時期にキャンプを経験した団塊ジュニア世代が、現在の流行の中心世代として参加していることや、平日のキャンプ場利用者が増えたことがキャンプ人口増加の背景にあると同協会では分析する。

 こうした近年のオートキャンプ事情については同協会発行の「オートキャンプ白書2018」に詳しい。