ニュース・プラス おじさん・おばさんだと思われるのは何歳から?
「年齢に関する意識調査」が興味深い

2018年08月22日 11:43 掲載

JAFメディアワークス IT Media部 大坂 晃典

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おじさん・おばさんと思われないようにがんばる? それとも開き直る?

 おじさん・おばさんだと思われるのはいったい何歳から? BIGLOBEが2018年7月に実施した「年齢に関する意識調査」から今の世相を反映した興味深い結果が出た。この調査は、インターネットを利用する方のうち、スマホを所有する全国の10代~50代の男女1,500人を対象にアンケート形式で実施したもの。

おじさん・おばさんだと思われるのは「45歳」から

 10代から50代の男女1,500人に「おじさん」だと思う年齢について質問したところ、回答の平均は45.7歳、「おばさん」だと思う年齢は平均45.4歳という回答に。一方、自分が高校生の頃に「おじさん」だと思った年齢は、回答の平均が40.9歳、同じく高校生の頃に「おばさん」だと思った年齢も、回答の平均が40.4歳と、全体として高校生の頃より「おじさん」や「おばさん」だと感じる年齢が、5歳近く上がっていることが分かった。

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今の自分の目線から「おじさん」だと思う年齢。青の部分が40~44歳の枠だが、やはり40代はもうおじさん?

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今の自分の目線から「おばさん」だと思う年齢。「おじさん」の調査とかなり近いパーセンテージが出た。

「知識の古さ」もおじさん・おばさんっぽいと感じる要素

 「自分や他人を見て、おじさんっぽい、おばさんっぽいと感じること」を質問したところ、「肌の老化」が71%で1位。続いて「体形が崩れている」(57.9%)、「白髪がある」(42.1%)となった。回答者を10代に限ると「知識が古い」(36%)が、他の年代と比べて10ポイント以上も上回っているのが興味深い。また30代以上に「「おじさん」「おばさん」だと思われないよう取り組んでいること」を質問すると「外見を整える」が49.3%で1位。「定期的に運動をする」(22.8%)「白髪染めをする」(22.3%)と続く。また、50代に限ると「新しい情報に接する」(21%)、「他人におせっかいしないようにする」(13.3%)が他の年代よりも高い数値となっている。

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上位の2項目「外見を整える」「定期的に運動する」は、年齢への意識とは関係なくとも取り組みたいところだ。

想像していた大人とのギャップは「お金がない」。「思っていたより若い」も約3割

 「小さい頃に思っていた、現在のあなたの年齢と現在のあなたご自身を比較してどのように感じるか」を質問したところ「思っていたよりもお金がない」が37.8%で1位。「思っていたよりも未熟だ」(35.7%)、「思っていたよりも体力がない」(28.1%)「思っていたより若い」(27.1%)と続いた。年代別で見ると、40代と50代は「思っていたよりも若い」と回答した人がそれぞれ32.3%、35.3%と他年代よりも高く、想定よりも老化を感じていないことが明らかとなった。

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40代と50代が「思っていたよりも若い」と回答しているのは、なんとも心強い。

 この調査で筆者が最も興味深く感じたのは「知識の古さ」もおじさん・おばさんっぽいと感じる要素であるという点。今までのライフステージで培ってきた知識や価値観は、自身を形成するものであるのは間違いない。しかし、変化する時代の中で、古い知識や価値観をアップデートすることは、とても重要だと改めて感じた。人それぞれではあるが、30代~40代はライフステージが大きく変化する年齢とも言える。そうした人生の変化の中、どう意識を変えていけるかということも、おじさん・おばさんにならないための大きなヒントと言えるのではないだろうか。