2018年08月14日 09:39 掲載

ニュース・プラス 【2018年上半期・交通事故死者数】
昨年比較で減ってはいるものの、微減の状態。何か対策は打てないものか?


JAFメディアワークス IT Media部 日高 保


180814-01-00.png

 年々交通事故死者数は減っており、2017年は2年連続で4000人を下回り、3694人となった(詳細はこちら)。しかし、2016年から実施されている第10次交通安全基本計画では、2020年までに死者数を2500人以下とする目標を掲げており、今の減り方では目標達成は厳しくなってきている。

 交通事故の集計、分析などを行っている公益財団法人 交通事故総合分析センター(ITARDA)と警察庁は、7月27日に2018年上半期(1~6月)の全国の交通事故統計を発表した。そのデータをまとめてみる。

2017年に対して減ってはいるが...

180814-01-01.png

2017年と2018年の上半期における月別死者数の比較。現時点で17年と比較して18年は72人減っているが、1月と4月は17年を上回っており、全体としては微減に留まっている。

 上のグラフは、2017年と2018年の上半期の月別死者数を比較したグラフだ。上半期で17年は1675人、18年は1603人と、72人減っている。しかし、ここ何年も続いている微減の状態は変わっていない。17年の下半期は2000人強で、同程度だったとすると、18年はトータルで3600人を下回れるかどうか、ということになってくる。

 年間に2500人以下に抑えるには、単純に見積もっても上半期では1250人以下に抑える必要があり、あと350人強減らす必要がある。総じて下半期の方が死者数が増えてしまうため、実際には1000人以下に抑え込む必要があるだろう。目標達成には、何か大きく死者数を減らす方策が必要だ。

→ 次ページ:
年齢層別で見てみると?