ニュース・プラス 【JNCAP2016~17予防安全】
対歩行者の自動ブレーキが最も優れたクルマは!?
全36車種によるランキング・ベスト10!

2018年04月07日 15:00 掲載

第1位は満点の同点で日産の2車種! 

 自動ブレーキの対歩行者評価試験は、25点満点。試験に用いられたグレードの後ろにあるのは、試験を受けた年だ。また同点の場合、評価試験を受けた年数順とした。

1位:セレナ(日産) 25.0点

試験に用いられたグレード:ハイウェイスター(2016年)

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日産が開発した自動車専用道路同一レーン用自動運転技術「プロパイロット 1.0」を、初めて搭載したのがミニバン「セレナ」。2016年に初めて自動ブレーキの対歩行者性能評価試験が行われた際、唯一の満点を獲得した。「セレナ」に搭載されているのは、単眼カメラが歩行者と車両などの画像認識を行う方式の、自動ブレーキ「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」だ。車両に対しては約10~80km/hの間で作動するが、歩行者に対しては約60km/h以下で作動する。なお「セレナ」は、2016年に実施されたそのほかの3項目でも満点を獲得し、予防安全性能評価試験で71点満点を獲得した。スズキ「ランディ」はOEM車。2016年度JNCAP発表会にて撮影。

 

1位:ノート e-POWER(日産) 25.0点

試験に用いられたグレード:e-POWER X(2017年)

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2017年の評価試験で、全4項目合計の79点満点を獲得した日産「ノート e-POWER」。ガソリンエンジンが発電し、モーターが車輪の駆動を行う。いわゆるシリーズ型ハイブリッド・パワートレイン「e-POWER」を初めて搭載した車種だ。「セレナ」同様、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を装備し、歩行者に対しては時速約60km以下で作動。また速度が約30km以下であれば、衝突を回避できる性能を有する(条件による)。センサーは「セレナ」と同様に単眼カメラ方式を採用。日産の画像認識技術を支えているのは、イスラエルのモービルアイ社だ。日産グローバル本社ギャラリーにて撮影。

 

3位:アクセラ(マツダ) 24.5点

試験に用いられたグレード:15XD L Package(2016年)

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4ドアセダンおよび5ドアハッチバックスタイルのマツダ「アクセラ」。この「アクセラ」を初めとするマツダ車には、同社の先進安全技術「i-ACTIVESENSE」が全グレードに搭載されている。その内の自動ブレーキ技術は「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)」という。マツダもモービルアイ社が開発した単眼カメラによる画像認識技術を採用しており、それとミリ波レーダーを組み合わせてクルマや歩行者の存在を検知している。以前は赤外線を用いていたが、単眼カメラを車内のルームミラー前に配置したことで、検知角度が約2倍に拡大したという。アドバンストSCBSは対歩行者に対しては時速約10~80km走行時に作動する。2016年12月に報道向けに開催された「JNCAP2016前期発表会」にて撮影。

3位:CX-5(マツダ) 24.5点

試験に用いられたグレード:XD PROACTIVE(2017年)

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マツダのクロスオーバーSUV「CX-5」。「アクセラ」同様、同社のアクティブセーフティの先進安全技術「i-ACTIVESENSE」が搭載されている。自動ブレーキ「アドバンストSCBS」も同様に備えており、時速10~80kmで作動。アドバンストSCBSは、ドライバーのブレーキ操作をアシストする機能も備えており、踏み方が不足した場合でも、その踏力をアシストしてより強力にブレーキを利かせる仕組みだ。「オートカラーアウォード2017」にて撮影。

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