ニュース・プラス AUTOMOBILE COUNCIL#5
60年代から90年代まで!
911大盛りのドイツ車編1

2017年09月12日 16:11 掲載

911以外のポルシェたち!

 「911」以外のポルシェは2台、そしてポルシェをベースとしながらも、チューニングやカスタマイズショップではなく、独自の自動車メーカーとして扱われているRUF(ルーフ)の1台が出展された。

906 カレラ(1966年式)

np170904-01-19.jpg

Classic Car.jpが出展していたのが、市販車ではなく、レーシングカーとして設計された「906カレラ」。デビューは1966年のデイトナ24時間レース(同レースは1966年に初めて24時間レースとして開催された)。1960年代後半の日本のレースでも大いに活躍した。

np170904-01-20.jpg

日本では、1966年に開催された第3回日本グランプリに出場。先代のポルシェ「904」は1964年開催の第2回日本グランプリで圧勝しており、そんなポルシェ勢に対抗してプリンス自動車が投入したのが、日本初のレーシングカー「R380」だった。そのときは、「906 カレラ」は一時トップを走るもクラッシュでリタイアとなっている。

912 1.6 タルガ(1968年式)

np170904-01-21.jpg

CLUB CLASSIC CAR LOVERSが出展していたのが、1965~69年にかけて生産された「912」シリーズの内のオープンモデル「912 1.6 タルガ」。「911」の出力と価格を抑えたエントリーモデルとして「912」は開発され、「912 1.6 タルガ」は1967年に登場したオープンカータイプ。ポルシェではオープンカーをタルガと呼ぶ。

np170904-01-22.jpg

「912」は外見的にはほぼ「911」と同じで、大きく異なるのはエンジン。「911」が2.0L・水平対向6気筒なのに対し、「912」は1.6L・水平対向4気筒。最高出力も5psデチューンされ、90psとなっている。

RUF「BTR カブリオレ」(1985年式)

np170904-01-23.jpg

自動車修理工場として出発し、後にポルシェ専門のチューニングメーカーとして大いに評価されたRUF。そして、あまりにも完成度の高いチューニングカーを産み出してきたことから、ドイツにおいて自動車メーカーとして認可されるに至ったのである。この「BTR」は「911」の2代目に属する通称「930ターボ」をベースに開発された。リアウィングが立っているように見えるが、これはエンジンが見えるようにリアのフードを開けているため。

np170904-01-24.jpg

「BTR」自体が世界限定で数10台しか作られていないといわれ、さらにこの「BTR カブリオレ」は世界で3台しかないという。なお、「カブリオレ」とはドイツ語であり、英語なら「コンバーチブル」。要は、クローズドとオープンと両方に切り替えられる意味合いで、オープンカーの1種というわけだ。

 ドイツ編その2は、メルセデス・ベンツとフォルクスワーゲンを紹介する予定だ。

2017年9月12日(JAFメディアワークス IT Media部 日高 保)

AUTOMOBILE COUNCIL 2017関連記事はこちらから!