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60年代から90年代まで!
911大盛りのドイツ車編1

2017年09月12日 16:11 掲載

1990年代の「911」は3台

 70年代スーパーカーブームにおける人気車種のひとつ、ポルシェ「930ターボ(3.0)」も「911」のひとつで、2代目のタイプ930に属するのだが、残念ながら今回は出展されていなかった。一気に1989年に登場する3代目のタイプ964まで飛び、1990年以降の年式の「911」を紹介が3台出展されていた。

911 カレラ 2(3代目・タイプ964:1990年式)

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1989年で生産が終了した「タイプ930」の後を引き継いだのが、3代目の「タイプ964」。「911」の歴史において初めて4WDが導入され、「911 カレラ 4」がまず発売された。「911」の4WD化を疑問視する声があったが、それに応えるように後輪駆動車としてこの「911 カレラ 2」が作られた。

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「911 カレラ 2」は、ポルシェのセミAT「ティプトロニック」を搭載した初めての車種。なお、ティプトロニックは世界初の市販セミATとされている。なおカレラの名称は初代「タイプ901」の後半には一度姿を消してしまうが、2代目の「タイプ930」で1984年に復活。ただし、その際にレーシングモデルを指すのではなく、ノンターボ(NA)車を指すよう改められた。

911 カレラ RS3.8(3代目・タイプ964:1990年式)

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ショップナインプロダクションが出展した「911 カレラ RS 3.8」。同車は、RSとあるようにレース用の限定生産モデルだ。3.8は排気量を指し、現行モデルでも3.8Lエンジンを搭載する車種が存在するが、この排気量は「911」シリーズとしては最大となる。

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「911 カレラ RS 3.8」はレース用モデルということだけあり、迫力のある大柄なリアウィングが特徴。同じRSということで前ページの「911 カレラRS 2.7」と比べると、とても大型化しているのがわかる。

911 カレラ2 スピードスター(3代目・タイプ964:1994年式)

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ショップナインプロダクションが出展した90年代「911」の1台。「スピードスター」は「911」の先代である「356」の時代に設定され、「911」では2代目となる「タイプ930」の最終年となる1989年に限定生産として復活した。3代目の「タイプ964」でも最終年の1993年に限定生産された。

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タイプ964のスピードスターは日本には100台ほどが正規輸入されたという。なおタイプ964は1993年に生産が終了しているが、展示車両の年式が1994年となっているのは、日本に輸入されて登録されたタイミングと思われる。

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