2017年08月17日 16:29 掲載

ニュース・プラス 本場ドイツはビールの季節。
オクトーバーフェスト、
今年も始まりますよ~!


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© picture alliance / Eventpress

 最近、日本でも人気のオクトーバーフェスト。
 ドイツ最大のミュンヘン・オクトーバーフェストは、10月の第1日曜日を最終日とする16日間と決められており、今年は9月16日~10月3日に行われる。ビール祭りのシーズン到来ということで、本場ミュンヘンのオクトーバーフェストについて紹介したい。

そもそもオクトーバーフェストって何?

 元来オクトーバーフェストは、ドイツ各地で行われていたビール醸造の幕開けを祝うお祭りである。

 ドイツ最大のオクトーバーフェストは南ドイツ・バイエルン州の州都、ミュンヘンで開催されるもので、約600万人が来場するという。ミュンヘンのオクトーバーフェストが、モンスターイベントに成長したきっかけは、1810年にバイエルン王ルードヴィッヒ1世がテレージエンヴィーゼという場所で結婚式を行ったことに由来する。

 同時にスポーツ大会のような形で結婚を祝う祭りが行われ、娯楽の少ない時代に市民に好評で毎年開催されるようになった。つまり市民のイベントだったものにビールが売られたり、屋台ができたり、パレードが行われたり世界最大規模のビールの祭典である今の形へと発展していったという訳だ。

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ビールテント「ホーフブロイ」で盛り上がる来場者。© picture alliance / dpa Photographer: Andreas Gebert

ドイツビールってなんで有名なの?

 穀物の収穫や気温などドイツの風土がビール作りにあっていたことに加え、1516年バイエルン公ヴィルヘルム4世が制定した「ビール純粋令」の影響が大きいそうだ。
 この法律により、ビールの原料が「麦芽、ホップ、水、酵母」に限定されたことで、ビールの品質が格段に向上し、ついにはドイツをビール王国たらしめたといわれる。

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© picture alliance / kb-photodesign/Shotshop

オクトーバーフェストでは何が楽しめるの?

 おおよそ東京ドーム9個分の広大な敷地の中で、なんといってもメインとなる場所は、ビールや食事を味わえるビールテントである。

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ビール祭りを楽しむ人々の熱気がこもった巨大なビールテント。© picture alliance / dpa

 オクトーバーフェストでは、ミュンヘン市内にある16世紀からビールを作り続けている伝統的6つの醸造所(「アウグスティーナ」、「ホーフブロイ」、「レーベンブロイ」、「パウラーナー」、「シュパーテン」、「ハッカー・ショール」)だけがビールを出すことができる。
 つまりミュンヘンの地ビール、それもお祭りのために醸造された「フェストビア」または「ヴィーゼンビア」と呼ばれるオリジナルを味わえるのが目玉だ。

 アルコール度は少し高めの6%前後で、1リットルのジョッキで運ばれてくる。ビールの値段はテントごとに決められており、今年のヴィーゼンビアは10.60~10.95ユーロ(約1375〜1421円、8月16日換算)と発表されたばかりだ。

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ビールを給仕するスタッフは1リットルジョッキを6つ運ぶ。picture alliance / ZB

 一般にドイツでは、ビールはミネラルウォーターより安いといわれていて、統計によると1リットル当たりの平均は1.63ユーロ(約210円、8月16日換算)である。オクトーバーフェストで出されるフェストビアは特別な機会のビールといえよう。

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ドイツ人もはじけるビール祭り