ニュース・プラス ドイツのタクシーはベンツ!?
ヨーロッパ自動車大国のタクシー事情

2017年04月11日 17:30 掲載

 現在、メルセデス・ベンツは、Bクラス、Cクラス、Eクラス、Sクラス、Vクラスの多様なタクシー車を提供している。

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先端技術に上質な乗り味を実現したEクラスのタクシー。ドイツのタクシーは、クリーム色のボディにボンネットの黄色いタクシー表示が目印。© Daimler AG

 興味深いのは、これらタクシー車の仕様が、タクシーメーター、ボディの塗装、無線といったタクシーとして必要なもの以外は特別な装備が施されておらず、基本的には一般乗用車と同じであることだ。安全性と乗り心地を配慮した、数々の名セダンを世に送ってきたメーカーならではのことであるが、旅行者がドイツの街角でタクシーを拾い、ベンツに乗れるなんてちょっとしたお得気分を味わえる。

 ドイツのタクシーは現在、多様化の傾向にあり、ベンツ以外のメーカー車も増えつつある。しかし大手タクシー会社の「ベンツ・タクシー」の信頼は大きいし、ベンツ本社のお膝元シュトゥットガルトでは、やはり街を流しているほとんどのタクシーはベンツである。

 ドイツ人の日常に欠かせない、タクシーの歴史を織り成してきたベンツ・タクシー。ドイツに行った折には是非とも体験していただきたい。

2017年4月11日(JAFメディアワークス IT Media部 荒井 剛)