2016年11月14日 08:52 掲載

ニュース・プラス コンセプトカーが社外に流出? プリンス「スカイライン スポーツ」&伝説の始まり「スカイラインGT」

日産グローバル本社ギャラリーで2016年8月2日から2017年1月31日まで開催された特別展、「日産・プリンス合併50年」。そこで展示された、2台の「スカイライン」のコンセプトモデルと、レースに出場した「スカイラインGT」のレプリカ車を紹介する。

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コンセプトカーにもかかわらず、経緯不明で社外流出した「スカイライン スポーツ コンバーチブル」。

 2016年が「日産・プリンス合併50年」ということで、開催された特別展。かつて存在し、日産に吸収合併されたプリンス自動車工業によって開発された市販車やレーシングカー、その系譜に連なる日産車をおおよそ半月から3週間ごとに2台ずつ入れ替えながら展示中だ。

 プリンス自動車工業とは、太平洋戦争時代まで軍用機を製造していた立川飛行機と中島飛行機の技術者らによって1947年に立ち上げられたメーカー。当初はたま電気自動車という社名で、その名の通りに電気自動車の開発からスタートした。

 その後、ガソリン車にスイッチしてたま自動車と車名を変更し、52年にプリンス自動車工業となる。しかし、合併によってさらに富士精密工業と変更。そして、再び61年にプリンス自動車工業とし、66年に日産に合併・吸収された経緯となっている。

「スカイライン」と「クリッパー」が現在も続くプリンス系のクルマ

 現在、日産車種の中では、高級セダン「スカイライン」と、商業用の軽バン「(NV100)クリッパー」(生産されていなかった時期もある)が、プリンス時代から続く車名だ(「クリッパー」は現在、スズキ「エブリイ」のOEM車として供給を受けている)。なお、「GT-R」はR35型からはスカイラインに含まれていないが、R34型までは同車種の最上級モデルだったことから、プリンス系列といえる。

 そのほか、2004年に販売を終了した「グロリア」や「セドリック」もプリンスで開発され、販売されたクルマだった。

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(左)現在も13代目となる最新モデルが発売されているスカイライン。画像は、発売60周年を記念した期間限定の特別仕様車「60th Limited」。(右)軽ワンボックスカー「クリッパー」。プリンス時代から販売が連続しているわけではなく、途中で販売されなかった時期もある。

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イタリアン・デザインの2台!