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グリップしながらドリフト感覚。
不思議な「i-ROAD」が街を走る!

2016年08月09日 10:07 掲載

ちょっとがんばればデカ物でも後席に乗れる!

 というわけで、まずは同乗試乗ということで、後席に乗ってみる。本来、同乗試乗イベントでは身長170cm以下が条件なのだが、身長183cm・体重78kgの体格で、無理矢理乗らせてもらった。

 乗る前は、後席に自分が入るスペースがとてもないような気がしたのだが、なせば何とかなるもので、少々無理矢理だったが身体を押し込むことに成功! 人間、意外と無理そうに思えても入り込めるのを実感。

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後席から撮影。レポ第1弾で、フォーミュラ・トヨタの後席に乗り込む際に苦労したのに比べたらとても楽だった。

 走り出すと、加速時はモーター音がするが、当たり前だが内燃機関のエンジンに比べたら静かである。最も大きな音といえば、アクセルをオフにしたときの回生音。EVらしく回生システムを搭載しているのだ。

 後席に乗っての同乗走行のコースは、ライドワンの半分を使用。MEGA WEBの中核施設の「トヨタ シティショウケース」とつながったピットから西側へとストレートを進み、MEGA WEBの3施設の内で最も西側にある旧車再生とその展示を行っている「ヒストリーガレージ」の前にある噴水の周囲をぐるりと回って、ストレートを反対車線でピットまで戻ってくるという形だ。

 ピット前まで戻ってくると、そこには障害物が設置されており、スラローム走行をする形になっている。

 なお、通常のトヨタ車の試乗や、これまで紹介してきたモータースポーツ系の同乗試乗会では、MEGA WEB東側の施設である「ライド スタジオ」の方まで行くのだが、今回はそこまでは行かないショートコースである。

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今回走ったのは、中央のピットから左側にかけて。画像はMEGA WEB公式サイトより抜粋。

コーナーでの傾き具合がすごい!

 後席に乗ってみて、2人乗っているにもかかわらずモーターがトルクフルなので加速でもたつくような雰囲気もなく、爽快だ。特徴的なのはやはりコーナリング。車体がかなり傾くので、やはりバイク的な感覚が強い。しかし、転びそうで転ばないのがすごい。

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コーナリングでのこの傾き具合はクルマにはないもの。i-ROADの走りはバイク的な一面を持つ。

 この旋回時の仕組みは、旋回Gに合わせて前の2輪を独立して上下させ、車体の傾きが最適になるよう自動的に制御する「アクティブリーン機構」という。同機構により、「大丈夫なの?」と不安になるぐらい車体を傾けても、まったく安定感を欠くことなく平然と走って行けるのだ。

 パーソナルモビリティは、大きな視点で見るとロボットの1種とされているのだが、こうしたハイテク制御を搭載していることを考えれば、それも納得できるというところだろう。

後席から撮影した同乗試乗の様子。

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続いては運転席の様子を紹介!