くるナンデス 11月10日は無電柱化の日。
なぜ11月10日なのか。なぜイベントが開催されるのか。
その謎を解きに「無電柱化展」に行ってきた!

2018年11月16日 00:00 掲載

before/afterで考える無電柱化の意義

 続いてのコーナーは、無電柱化before/afterのパネル展示である。無電柱化前はこうですよ、無電柱化後はこうなりましたよ、というパネルの展示。これが面白かった。何点か紹介しよう。

埼玉県 所沢市 市道ハナミズキ通り181112-1105.jpg

 地域住民様には怒られてしまいそうだが、所沢市って何となくごちゃごちゃしているなぁというイメージが私にはある。それだけに、この写真のスッキリ感は素晴らしい。無電柱化する際に、電線を地下に埋設するものだから、埋めるときについでに歩道はきれいになり、自転車レーンは整備され、安全安心な街中になった。

鳥取県 鳥取市 市道智頭街道181112-1106.jpg

 智頭と言えば、智頭宿で有名だし、智頭街道にはすごい美人のヘルパーさんがいるとJAF Mate誌で紹介されたこともあった(2014年5月号9ページ)。 afterは開けていて、走っていても気持ちよさそうである。街路樹も一緒に埋設してしまったのだろうか。

北海道 小平町 国道232号道の駅おびら鰊番屋前

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 北海道小平町。確かに電柱がないほうがすっきりしているが、もともと広大な大地と伸びやかな青空のため、まあどっちでもいっか、と思ってしまった。

静岡県 富士市 市道本市場大淵線

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 無電柱化によって景観が改善する、というのはこういうことですよ、というお手本のような写真である。afterの富士は本当に美しい。冠雪の具合といい、青空に対する映え方といい、実に素晴らしい写真である。対して、左の写真は、少しかすんでいて、夏山なので冠雪もなく、寂しい富士である。

 という、そもそもの写真のクオリティに差がありすぎるが、afterの写真に電線があったら台無しである、ということも容易に想像できよう。 と、こんな風に、無電柱化のbefore/afterを見せてくれると、とても分かりやすい。

 さらに、無電柱化のメリットとして、こんなパネルが掲げられていた。

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 まさにこの3つを改善するために、無電柱化を推進する必要がある、というのだ。納得である。

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