くるナンデス 意外と忘れてる?!
自動車教習所で習う交通ルール
【追越し禁止には2種類ある?】

2018年07月23日 12:01 掲載

追越し車線をずっと走るのは「通行帯違反」

 また、追越し車線を継続して走行していると「通行帯違反」と呼ばれる違反行為になってしまうので、注意が必要だ。

 道路交通法第20条では、以下が記されている。


①自動車は車両通行帯(※)が2つある道路では左側の通行帯を、車両通行帯が3つ以上ある道路では一番右側の通行帯以外を走行すること。

②原付など自動車以外の車両は常に一番左側の車線を走ること。

※車両通行帯=道路に引かれた白色や黄色の線と線の間の車が走行する道路のこと。


 上記2つを読むと一番右側の通行帯、つまり追越し車線を走り続けるのがNGであることがわかる。

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「走行車線が空いているのに、漫然と追い越し車線を走り続けてしまった」という場合、通行帯違反となる可能性が高い。

 平成29年の高速道路における交通違反取締り状況でも、スピード違反の374,085件に次いで多いのが、通行帯違反の61,362件。毎年、この通行帯違反で6万人以上が取り締まりを受けており、通行帯違反を知らない、もしくは確信犯がいないとは言い切れない。(参考:内閣府「道路交通安全施策の現況P123」)

 いかがだっただろうか。これらは基本的なルールとはいえ、ついつい忘れてしまいがちなものである。すっかり忘れていたとしてもルールはルール。守れなかった場合には取り締まりの対象となってしまう。今回紹介した追越しのルールに関わらず、運転中に少しでも疑問に思うことがあれば、すぐに知識の穴埋めをしよう。交通ルールを知ることは自分の身を守ることに繋がるのだから。

2018年7月23日(雨輝・山里 真元)