なんちゃってエジソン 車のハイビームをまぶしく感じる距離はどのくらい?

2016年07月10日 00:00 掲載

ejison16M8_07.png

追加でもう一つ実験をしてみました。
実験内容は、同じコースで歩行者を車に変更して、「ルームミラーに反射する後続車のハイビームは、どのくらいの距離でまぶしく感じるか」についてです。
また、ルームミラーは凝視するのではなく運転状態と同じように、あくまで前方を見ているときに、ルームミラーがまぶしいかどうかというルールで検証しています。
結果は以下の通りです。

ejison16M8_08.png

平均で234.8mもありました! ルームミラー越しでも結構な距離からまぶしいことが分かります。
歩行者のケースより、まぶしく感じる距離が多少短くなったのは、ヘッドライトの光がリアガラスで減衰している可能性や、運転状態を想定して光を直視していないことなども影響していると思います。ちなみに、ルームミラーは防眩モードにはしていません。
最後に、今回は予定が合わず、実験に参加できなかった、おなじみのJAF新井インストラクターに、今回の実験から分かる大切なポイントをまとめていただきます!
新井さん、お願いしま~す。

ハイビームとロービームを上手に使い分けた運転をお願いします。

こんにちは、JAFインストラクターの新井です。
今回の実験では、ドライバーが歩行者を発見するよりもずっと早くに、歩行者は車のヘッドライトをまぶしくて我慢できないと思い始めている、ということが分かりました。

これはとても大切なことで、歩行者は夜ハイビームがまぶしくて我慢できないくらい車の存在を認知しているけれども、「ドライバーは自分をまだ認知していない可能性がある」ということを覚えておいていただきたいたいと思います。
一方でドライバーは、「歩行者は相当ハイビームをまぶしく感じている」ということを理解し、歩行者を認知した時には、すぐにロービームに切り替え、歩行者がいることを意識して運転するように心がけてください。

また、夜間、前走車のテールランプが見えたらすぐにロービームに切り替えましょう。これを「減光する」「灯火を操作する」と言いますが、実は道路交通法で、ドライバーの義務として規定されています。ハイビームとロービームをうまく切り替えながら、周囲の車や歩行者に配慮しつつ、危険をいち早く発見できる運転を心がけてください。

ejison16M8_09.png