2016年07月11日 11:46 掲載

絶景!ウワサのダムめぐり 知られざる高さ日本2位のダムへ行こう!


日本一高い山は富士山、日本一広い湖は琵琶湖。ではそれぞれ2位は?と聞かれて答えられる人は多くないと思う。ダムも高さ日本一は有名だけど、2位のダムは人里離れた渓谷の奥にひっそりと、存在しているのだ。

●今月のオススメダム
高瀬ダム(ロックフィルダム/長野県大町市)
信濃川水系高瀬川の上流部に建設された発電用のロックフィルダムで、堤高は国内2位の176m。国立公園内に立地しているため、マイカーで乗り入れることができず、許可を受けた指定タクシーか徒歩でしかアクセスできない。圧倒的な迫力を持つ国内最大のロックフィルダムは、知名度こそないがダム好きにはファンが多い。

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2位のダムにも注目してほしい

実は1位のすぐ隣にある

2番目というポジションは微妙だ。よく言えば影の実力者、トップを支える参謀。しかし引き立て役であり、決して主役になることはない立場。もちろん、ダムは高さを競っているわけではないから順位は関係ないけれど、とにかく1位と比べると知名度が大きく下がってしまうのは間違いないだろう。 高さ日本一のダムは富山県の黒部ダム。年間およそ100万人が訪れる観光地であり、関西電力が社運をかけて建設したというエピソードは、映画「黒部の太陽」やNHKの「プロジェクトX」などで広く知れ渡っている。

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黒部ダムの迫力と存在感は誰もが認めるところ

では、高さ日本2位のダムをご存知の方はどのくらいいるだろう。その名は高瀬ダム。実は黒部ダムと山を隔ててすぐ隣の長野県大町市に建設されたロックフィルダムだ。高さ176mは黒部ダムより10m低いものの体積は7倍以上あって、石を積み上げた巨大な堤体を見上げた光景は現実のものとは思えないほどの迫力。標高2000mを超える北アルプスの山々に囲まれたダム湖は美しく、木々が赤や黄に染まる秋の紅葉は絶景だ。 今回は、そんな高さ日本2位のダムを目指しながら、高瀬川にいくつか造られたダムをめぐる素敵なルートをご紹介したい。

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