2020年04月09日 19:20 掲載

クルマ 車検証の有効期間、6月1日まで伸長。緊急事態措置で7都府県が対象。

国土交通省は、新型コロナウイルス感染拡大防止から緊急事態措置が発令された東京都、大阪府などの7都府県で、自動車検査証(車検)の有効期限が2020年4月8日から5月31日までの全自動車に対して、有効期限を2020年6月1日まで伸長することを発表した。

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JAFメディアワークス IT Media部 小林 祐史

対象は、7都府県を使用本拠とするクルマ

緊急事態宣言で7都府県の車検有効期限が伸長

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 国交省は2月28日、全都道府県で車検の有効期限が228日から331日までの全自動車に対して、その期限を430日まで伸長する措置を発表していた。

 そして政府は47日、7都府県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県)へ、外出自粛などを含む「緊急事態宣言」を発令。それを受けて国交省は、7都府県を使用本拠とするクルマのうち、車検の有効期限が48日から531日までのものに対して、61日まで伸長する追加措置を発表した。なお228日の発表によって、現在まで車検継続の受検を行っていなかった7都府県のクルマは、4月30日から61日へ再伸長されることとなる。そのほかの道府県の伸長は430日までのままなので注意が必要だ。

 また7都府県の伸長では、自動車損害賠償責任保険(共済)が車検の継続検査を受検する前に満期となった場合に関しても、保険の継続契約手続きを61日までに済ませておけば保険切れ扱いにはならない。ただし満期を過ぎる場合は、事前に保険代理店や相談・確認を取るよう、国交省は説明している。

伸長された場合、車検の次回有効期限はどうなるのか?

※4月16日に特例措置の対象地域が全国に拡大されたため、車検伸長時期に関しては4月22日の「緊急事態宣言が全国に拡大。車検証の有効期間6月1日伸長も拡大」を参照ください。

 対象となる7都府県のクルマは、61日までに継続検査を受検すれば、引き続きの使用が可能となるが、気になるのは、今回の伸長措置によって、次回の車検有効期限がどうなるかだ。

 通常の車検で受検した場合の次回有効期限は、商用なら1年後、自家用なら2年後になる。そして今回の伸長によって考えられる有効期限のパターンは4つある。1つ目は、伸長措置があっても従前の有効期限内に受検した場合。この場合は通常の車検と同じ扱いなので、次回の有効期限は商用なら2021年、乗用なら2022年というように従前の期限となる。

 2つ目は、全国(7都府県含む)の228日から331日までが車検有効期限のクルマが、有効期限切れ後かつ4月30日までに受検した場合。この場合は次回有効期限の月日が変わる。次回の有効期限は、商用なら2021年430日、自家用なら2022年4月30日となる。

 3つ目は、7都府県の48日から531日までが車検有効期限のクルマが、有効期限切れ後かつ6月1日までに受検した場合。この場合の次回有効期限は、商用なら2021年61日。自家用なら2022年6月1日となる。

 4つ目は、7都府県の228日から331日までが車検有効期限のクルマが、有効期限切れ後かつ5月1日から6月1日までに受検した場合。この場合は次回有効期限が、商用なら2021年61日、自家用なら2022年6月1日となる。

 なお7都府県のクルマで有効期限が2020年4月1日から7日までのクルマに関しては、今回の4月7日実施された7都府県に対する伸長措置の適用外となっている。このクルマが有効期限切れ後に受検した場合は、従来の車検切れと同様の扱いとなる。

【お詫びと訂正】公開時、車検の次回有効期限の表記に誤りがありましたので、正しい表記へ4月14日15時20分に修正いたしました。お詫びして訂正させていただきます。

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