クルマ 全長8.3m! ニートRVが出展した米国製キャンピングトレーラーが巨大だった【東京キャンピングカーショー2019(4)】

キャンピングトレーラーの魅力といったら、リビングを車内に移したかのような豪華さだろう。本場米国のキャンピングカービルダーの大手として知られるウィネベーゴ社の正規代理店であるニートRVは、全長8.3mという今回の出展車両170台強の中で最大サイズのキャンピングトレーラー「マイクロ・ミニー・フィフス・ホイール 2405RL」を出展。もはや“移動できる我が家”というスケールだった。

2019年08月07日 15:45 掲載

神林 良輔

ニートRV 米ウィネベーゴ社製 MICRO MINNIE FIFTH WHEEL 2405RL

ニートRVが出展した、米ウィネベーゴ社製「マイクロ・ミニー・フィフス・ホイール 2405RL」。全長8300×全幅2160×全高3370mm。車重2558kg、就寝定員6名。車両本体価格は650万円(税別)で、オプション設定を含めた展示車両の価格は713万9000円(税別)。エンジンがないことからサイズの割には意外と安価で、実は自動車税なども安く済む。ちなみに、ウィネベーゴ社製のキャンピングトレーラーの中では、これでもコンパクトだそうである。

 「マイクロ・ミニー・フィフス・ホイール 2405RL」の室内はとにかく広い。8300mmという全長に加え、室内幅が2080mm(全幅2160mm)、室内高が2120mm(全高3370mm)。しかも、リビングの一部のダイネットスペースは90cmのスライドアウト機構を備えているので、停車時は約3mの全幅にすることが可能だ。ダイネットスペースの正面にはガスコンロ付きキッチンスペースがあるため、このスライドアウトによって、広さを確保できるようになっている。リビングにはそのほかにもソファや冷蔵庫、TVなどが設置され、その奥にはシャワールームと通路を挟んで反対側にトイレ。さらにその奥にクイーンサイズのベッドを備えた寝室が用意されている。

 近年、自宅のリビングの快適さをそのままキャンピングカーに持ち込んだような「グランピング」と呼ばれる豪華スタイルのキャンピングカーが人気だ。しかし「マイクロ・ミニー・フィフス・ホイール 2405RL」はさらにその上で、もはやリビング1室ではなく、自宅そのものをキャンピングカーに移したぐらい豪華なイメージである。まさに移動できる我が家だ。

ニートRV 米ウィネベーゴ社製 MICRO MINNIE FIFTH WHEEL 2405RL

スライドアウトした状態のダイネットスペース。ちょうど正面にガスコンロ付きのキッチンや冷蔵庫があるため、スライドアウトすることで広々とするのだ。

ニートRV 米ウィネベーゴ社製 MICRO MINNIE FIFTH WHEEL 2405RL

車両後部側に用意されたオプションのシアターシート(通常はソファ)。スライドアウトしないエリアであっても2mを超える室内幅と2.1m超の室内高により、とにかく余裕がある。

ニートRV 米ウィネベーゴ社製 MICRO MINNIE FIFTH WHEEL 2405RL

入口のすぐ右手、ダイネットスペースの正面にあるガスコンロ付きのキッチンスペース。

ニートRV 米ウィネベーゴ社製 MICRO MINNIE FIFTH WHEEL 2405RL

入口から入って右手、車両前方へ向かうと、キッチンの前を通り過ぎた先がトイレ(左手)とシャワールーム(右手)。

ニートRV 米ウィネベーゴ社製 MICRO MINNIE FIFTH WHEEL 2405RL

寝室のクイーンサイズベッド(1520×2030mm)。両脇にワードローブがあり、右手後ろには壁掛けのTVも設置されている。


 米国の映画やTVドラマなどを見て、豪華なキャンピングトレーラーで旅に出るのに憧れた、という人は結構多いのではないだろうか。現実的な話をすれば、日本国内は道路や駐車場などの事情も米国とは異なるので、取り回しが大変なことは確かだ。また、2.5t以上の重量があるキャンピングトレーラーを牽引できる国産の大型ピックアップトラックは現行では存在しない点も見落としてはならない。牽引して走行しようとしたら、海外製の大型ピックアップトラックなども同時に購入する必要があるのだ。しかしそうした点を考慮に入れても、魅力的に感じてしまうほどの余裕のある車内ではないだろうか。

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