クルマ 2019上期・新車販売台数ランキング!最も売れた車はどれ?
(普通車&小型乗用車 編)

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)は7月1日、2019年上半期(1~6月)の車名別の新車販売台数(軽自動車を除く)を発表した。昨年上期のトップだった日産・ノートを抜き、トップに返り咲いたのはトヨタ・プリウスだ。

2019年07月12日 14:14 掲載

JAFメディアワークス IT Media部 大槻 祐士

2019年上期・新車販売台数は2年連続マイナス

2019年|上半期|新車販売台数|乗用車

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会の統計資料より。

 上表を見てみよう。2019年上期(1~6月)の新車販売台数(軽自動車を除く)は、普通乗用車と小型乗用車の合計が149万6302台(前年比99.6%)で、昨年と比べると僅かだが減少してしまった。販売台数減少は2017年から2年連続である。

 その背景には、小型乗用車の減少がみてとれる。普通乗用車の新車販売台数は、83万5224台(前年比102.5%)と増加しているのに対し、小型乗用車は66万1078台(前年比96.2%)と減少しているのだ。

 小型乗用車の販売が不調だったのは、近年躍進を見せる軽自動車が1つの要因であるといえよう。事実、昨年1~12月の新車販売台数総合トップ5は乗用車トップだった日産・ノートを抑え、全てトールワゴンタイプの軽自動車だった。軽自動車でありながら広い視野と空間を持つこと、税金が安いことなどを魅力的に感じるユーザーが多いのだろう。

2019年上期・メーカー別新車販売台数ランキング

2019年|上半期|新車販売台数|乗用車|メーカー別

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会の統計資料より。

 次にメーカー別の新車販売台数でを見てみよう。1位はトヨタで80万953台(前年比104.4%)と前年より販売台数を伸ばしたことがわかる。2位の日産が20万5282台(前年比89.3%)であるので、その差は実に60万台以上と2位以下を大きく引き離した。3位のホンダ(前年比103.2%)や4位のスズキ(前年比101.9%)もプラスとなっている。

 一方、不祥事や不正問題で揺れた2位・日産(前年比89.3%)、6位・SUBARU(前年比92.9%)。今秋から来春に主力車種の新モデル投入を控えている4位・マツダ(前年比86.2%)の3社が販売台数を大きく落としていることがわかる。
 
 また、順位は変わらないが8位・ダイハツは、2万4046台(前年比134.6%)を販売。軽自動車で培ったパッケージング技術を小型乗用車に落とし込み、コンパクトながらもゆとりある空間を実現したトールとムーブが前年比130%以上と販売台数を上積みした。

車名別新車販売台数ランキング

2019年|上半期|新車販売台数|乗用車|車名別

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会の統計資料より。

 次に車名別の新車販売台数をランキングで見てみよう。1位は、トヨタ・プリウスで販売台数は7万277台(前年比109.8%)と増加した。昨年12月のマイナーチェンジにおいて、不評だったフロントマスクを大幅に刷新したことが功を奏したようだ。

 昨年1位の日産・ノートは2位へと転落。販売台数も6万8543台(前年比93.4%)と減少している。3位は、トヨタ・アクアで6万349台(前年比91.2%)と、こちらも減少していることがわかる。

 トップ3の顔ぶれを見ると、順位の入れ替わりはあるものの大きな変化はない。特に1位・プリウスと2位・ノートの販売台数は約1700台しか変わらず僅差である。また、3位・アクアは7月1日にマイナーチェンジしたばかり、新たに特別仕様車「S"ビジネスパッケージ"」を設定してビジネスユースのユーザー獲得で下期に巻き返しを図る。1位のままプリウスが逃げ切るのか、それとも他車の追い上げがあるのか、下期の新車販売台数にも注目したい。

ライターお勧めの関連記事はこちら