2019年07月10日 13:55 掲載

クルマ ドキュメント・オブ・日本レースクイーン大賞2019「新人グランプリ発表!」その時、受賞者3人は?


JAFメディアワークス IT Media部 大坂 晃典

3人の中から新人部門グランプリがついに決定!

 そして表彰式も佳境へ。上位3人の中からついにグランプリとなる1名が発表される。

 グランプリ候補の3人は一旦舞台袖に下がり、先ほどまでのゆかた姿からレースクイーンのコスチュームに着替えて再登壇。3人がいつものコスチュームで登場すると、会場も空気が一変し一気に緊張感に包まれた。

 3人がステージに横一列に並んだ瞬間、もはやコスチュームは戦闘服のようにすら見えてくる。そんなピリピリとした空気の中、いよいよ62人の新人の頂点となるグランプリが発表される瞬間が訪れた。

レースクイーンのコスチュームに着替えて再び登壇した3人(左から澤田実架、高橋菜生、橘香恋)。

レースクイーンのコスチュームに着替えて再び登壇した3人(左から澤田 実架、高橋 菜生、橘 香恋)。

 場内にドラムロールのサウンドが流れる中、顔を覆う澤田、手を合わせる高橋、そして唇を噛みしめる橘。表情は異なるが、3人の思いはたったひとつ。それぞれがグランプリとして自分の名前が呼ばれることをひたすら願っている。

 3人にとってこのドラムロールの流れる時間はどれだけ長く感じたことだろう。会場中が、ただただ固唾を飲んで結果発表を見守る。

 「グランプリは、高橋 菜生さんです!」

 どよめきと拍手に包まれる会場。 近年、キャラクターに扮したコスチュームなどが台頭してくる中、久しぶりに正統派コスチュームでファイナリストとなった高橋 菜生が、新人レースクイーンの頂点に輝いた。

 「信じられない」といった表情で顔を覆う高橋。残る2人もそれぞれの複雑な感情を胸に秘めつつも、高橋のグランプリ受賞に熱い拍手を送った。

RQ大賞2019新人部門・準グランプリ 澤田 実架 コメント

準グランプリを受賞した澤田 実架が、トロフィーを手にした瞬間。

 「グランプリ獲れなくてごめんなさい!」

 澤田の口から最初に飛び出したのは、そんな悔しさに満ちた言葉だった。

 「グランプリしか見えてなかったけど、グランプリしか見てなかったけど。結果は結果なので心から喜びたいと思います。これからも上を目指して頑張っていくので応援してください。お願いします!」

 彼女のグランプリ受賞に対する思いが、いかに大きかったかが伝わってくる。

 スピーチを終えると、大きな拍手と祝福の歓声が会場にこだました。澤田はそれに応えるように、凛とした表情を見せたかと思いきや、今にも泣き出しそうになった。彼女の中で感情が目まぐるしく変化していたのだろう。ここまで辿り着いた喜びと、グランプリに届かなかった悔しさが背中合わせとなり、澤田の表情にはその感情すべてが滲み出ていた。

受賞コメントの後、泣き崩れてしまった澤田を慰める高橋。

RQ大賞2019新人部門・準グランプリを受賞した澤田 実架。

RQ大賞2019新人部門・準グランプリを受賞した澤田 実架。

RQ大賞2019新人部門・準グランプリ 橘 香恋 コメント

RQ大賞2019新人部門・準グランプリを受賞した橘 香恋。

 「準グランプリをいただきましたー。正直グランプリを目指していたのでくやしいですが、私のことを応援してくれるみなさん、そして地元の愛知県岡崎市が応援してくれたことが本当にうれしくて、自分に自信がつきました! 以上でーす」

 結果発表前までは、プレッシャーに押しつぶされそうになっていたはずの橘だったが、マイペースなコメントで会場を笑わせた。驚くべきこのギャップに、彼女の精神的な強さが垣間見えるかのようだった。

 あれほど周囲を心配させた、発表前までの不安そうな表情は見る影もなく、コスチュームに着替えた後は本領をフルに発揮。いつものペースに戻り、表彰式の壇上で常に満面の笑みを浮かべていた橘を見て、ホッと胸を撫でおろしたファンも多かったことだろう。

RQ大賞2019新人部門・準グランプリを受賞した橘 香恋。

同じく、RQ大賞2019新人部門・準グランプリを受賞した橘 香恋。

RQ大賞2019新人部門・グランプリ 高橋 菜生 コメント

日本レースクイーン大賞2019・新人部門でグランプリを獲得した高橋 菜生。

 「グランプリ獲りたい獲りたいって、ずっと言ってたんですけど、本当に獲れるとは思ってなくて。まだ現実味が湧かなくて実感がないんですけど、ここまで支えて応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。まだまだ今年度、レースクイーンとしての活動が残っていますので、これからも応援よろしくお願いします」

 62人の新人レースクイーンの頂点に立った高橋は、涙と笑顔で顔をクシャクシャにしながら喜びを語った。

 結果発表前、高橋は「できることは全力で頑張れた」と淡々と語っていた。上位3人に選ばれた際には、積み重ねてきた努力の成果を噛みしめるかのような表情を見せた高橋。そんな彼女を待っていたのは、グランプリというゴールだった。

 これまで決して貪欲な姿は見せてこなかっただけに、まるで夢の中にいるかのような表情でトロフィーを抱えていた高橋。だが、レンズを通して見た高橋の表情からは、勝者としての自信とプライドが感じられた。

日本レースクイーン大賞2019・新人部門でグランプリを獲得した高橋 菜生。

日本レースクイーン大賞2019・新人部門でグランプリを獲得した高橋 菜生。

RQ大賞2019新人部門・表彰式を終えて

 こうしてRQ大賞2019の新人部門・表彰式は幕を閉じた。会場ではファイナリストに選ばれた10人だけでなく、応援のために駆けつけたチームメンバーらも一緒になって勝利を称え合い、時には一緒に悔し涙を流す。

 そんな中、印象に残ったのがファイナリスト同士がお互いを称え合う姿だった。お互いライバルであるはずのファイナリスト同士が手を取り合って喜んだり、抱き合って慰め合う姿があちこちで見られた。

 過去の新人グランプリでは、チームメンバーが一斉に悔し泣きする場面もあった。しかし、今回は誰かが涙を流した時、それがライバルであっても別チームのメンバーであっても、同じステージで頑張っている仲間同士として支え合っていた。


日本レースクイーン大賞2019新人部門

●グランプリ/高橋 菜生
●準グランプリ(2名)/澤田 実架、橘 香恋
クリッカー特別賞/水瀬 琴音
実行委員会特別賞/有栖 未桜

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