2019年08月01日 13:55 掲載

フリフリ人生相談 【フリフリ人生相談】
トカトントンが聞こえます。


天空

気取った苦悩ですね。


『トカトントン』は、太宰治の短編だね。

なにかアクティブな気持ちになると、
幻聴なのか「トカトントン」という釘を打つような音が聞こえて、
ふっと、やる気がなくなってしまう男の話だ。

男がある小説家に手紙でそのことを相談するという書簡体になっている。
その悩みに対して、小説家が返事で、こう書く。
「気取った苦悩ですね」
この言葉を、まず、相談者に向けて最初に言っておきたいね(笑)。

トカトントンという音はまぁ比喩だとして、
ネガティブ志向であるために、やる気が出そうになると、
なぜか、ふと白けた気持ちになってしまう、ということだろうか?

「白けた気持ち」というのは、とらわれてはいけない。
深追いしてはいけない。
「意味あるの?」
「だから、なに?」
なとど考えてしまうと、先に進まない。

「そりゃ、わかっちゃいるけど、つい頭に浮かぶんです」
と、ネガティブ志向の人は思うわけだ。
ならば、こういう考えかたは、どうだろう。
世のなか、すべて「意味はない」「なんでもない」、
そこがスタート。

「世のなか、楽しいことなんてない!」
という前提を受け入れることができれば、
少しはラクチンになるんじゃないかな?


他の人のアドバイスも聞きたい

山田一郎

バンジョー