2020年02月10日 14:40 掲載

ライフスタイル ジブリパーク、2022年秋に開業予定。愛知県がパークの整備概要を発表。

愛・地球博記念公園内に開業予定の「ジブリパーク」。2022年の秋開業に向けて、2月4日に愛知県が新たな整備概要、想定来場者数などを発表した。

ジブリパークの推定来場者数は約180万人。

2022年秋に開業予定のジブリパーク整備概要。

出典:愛知県 政策企画局 ジブリパーク推進課 調整グループ

 愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」内に2022年開業予定の「ジブリパーク」は、5つのエリアに分けられ、それぞれ作品の世界観を楽しめる構想となっている。
 概算事業費は、実施設計のある「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森エリア」は、約182億円。「もののけの里エリア」「魔女の谷エリア」は約158億円で、計約340億円になる。
 愛・地球博記念公園は、東名高速道路・名古屋ICから車で約20分、名古屋駅からは地下鉄東山線・藤が丘駅を経由してリニモで計約40分とアクセスもよい。県外、国外からの来場者も多く見込まれるとし、全エリアにあたる5エリアが開業した際には、約180万人の来場者が想定されている。また、経済波及効果は直接効果が年間約340億円、原材料などの購入による生産増加の「1次間接波及効果」は年間約121億円、雇用者所得増加による消費で誘発される生産増加の「2次間接波及効果」は年間約76億円、総合効果は年間約480億円を見込んでいる。

ジブリの世界を体験できる5エリア。

①青春の丘エリア

ジブリパーク「青春の丘エリア」 鳥瞰図。

©Studio Ghibli

 映画「耳をすませば」に登場する『地球屋』とロータリー、映画「猫の恩返し」に登場する『猫の事務所』などが設置予定だ。『猫の事務所』は猫用なので、人間は入れないサイズとのことだが、そのこだわりがファンには嬉しい。また同じく設置予定のエレベーター棟は、映画「天空の城ラピュタ」や「ハウルの動く城」などの19世紀末の空想科学世界をイメージした内外装にする予定で、無料エリアとなるそうだ。

②ジブリの大倉庫エリア

ジブリパーク「ジブリの大倉庫エリア」イメージ図。

©Studio Ghibli

 ジブリ作品の世界観をゆったりと楽しめるエリア。倉庫らしさとなつかしさを感じさせる和洋折衷の空間には、常設展示室、企画展示室、映像展示室、遊び場、売店・喫茶などが整備されるとのことだ。

③どんどこ森エリア

ジブリパーク「どんどこ森エリア」鳥瞰図。

©Studio Ghibli

 既設の「サツキとメイの家」の森の中に散策路を整備し、丘の上には同映画「となりのトトロ」に出てくるお社を整備予定。昭和の田園景観を楽しめるほか、管理棟、トイレなども映画の世界観に合わせたデザインで改築するという。また、バリアフリーにも配慮し、お社に向かうための道も整備予定とのことである。

④もののけの里エリア

ジブリパーク「もののけの里エリア」鳥瞰図。

©Studio Ghibli

 映画「もののけ姫」から、エミシの村とタタラ場をイメージしたエリアとなる。エリア内では「タタラ場(体験学習施設)や「炭焼き小屋」、休憩所などが整備される予定だ。

⑤魔女の谷エリア

ジブリパーク「魔女の谷エリア」鳥瞰図。

©Studio Ghibli

 映画「魔女の宅急便」、「ハウルの動く城」など北ヨーロッパ風の空間をイメージとしたエリア。「魔女の宅急便」の主人公キキが生まれ育った「オキノ邸」、「ハウルの動く城」の荒れ地、レストランや休憩所などが整備される予定だ。

 大村愛知県知事の記者会見によると、既に実施設計をした「青春の丘エリア」「ジブリの大倉庫エリア」「どんどこ森のエリア」が先行して開業予定とのことである。また、もののけの里エリアと魔女の谷エリアについては、今後実施設計をし、構想を固めていくという。

 ファン待望の「ジブリパーク」の、今後の発表にも注目していきたい。

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