2020年01月30日 15:30 掲載

ライフスタイル 阪神高速・6号大和川線、3月29日(日)に全線開通。関西の交通が変わる!

大阪を中心とした関西の交通を大きく変えると期待されている、阪神高速・6号大和川線。2019年度内の全線開通を目指して工事が進められてきたが、いよいよ3月29日(日)16時に全線開通することが発表された。3月20日(金・祝)には開通記念イベント「大和川線トンネルウォーク」も実施される予定だ。

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神林 良輔

 阪神高速・6号大和川線は三宝JCT~三宅JCT間9.7kmを結び、西側で同4号湾岸線と、東側で同14号松原線と接続する4車線の高速道路だ。1995年に都市計画として決定し、2589億円(大阪府および堺市の街路事業を含まず)の事業費をかけて建設されている。また、4号湾岸線や2号淀川左岸線、近畿自動車道などとともに、大阪都市再生環状道路の一部として位置付けられている重要な高速道路でもある(画像1)。

画像1。阪神高速のネットワーク。赤い路線が6号大和川線の3月29日に開通する区間。黄色の縁取りのある路線は大阪都市再生環状道路。

画像1。阪神高速の高速道路ネットワーク。赤のラインが6号大和川線で今回開通する区間。黄色の縁取りのある路線は大阪都市再生環状道路。

 6号大和川線は、4号湾岸線と接続する三宝(さんぼう)JCTから鉄砲(てっぽう)出入口(西行き入口と東行き出口)までの約1.4kmと、三宅西出入口から14号松原線と接続する三宅JCTまでの約0.6kmの2区間が先行して開通済みだ。阪神高速・15号堺線とも交差しているが、接続はしていない。

今回開通するのは全体の約8割を占めるトンネル区間

画像2。阪神高速・6号大和川線は8割がトンネル区間。3月29日にそのトンネル区間が完成、全線開通となる。

画像2。6号大和川線の8割を占めるトンネル区間。

 3月22日の開通に向けて工事が佳境を迎えているのは、残りの7.7kmのトンネル区間だ(画像2・3)。鉄砲出入口(東行き入口と西行き出口が今回開通)から三宅西出入口(同出入口自体は開通済み)までがつながり、全線開通となる。

画像3。3月29日に全線開通する阪神高速・6号大和川線のルート詳細。

画像3。6号大和川線のルート詳細。赤のラインが今回開通するトンネル区間。

 画像4は、大和川線の垂直断面図で、トンネル区間が大部分を占めることがわかる。またトンネルの深度は区間によって異なり、JR阪和線、大阪高石線(府道28号)、大阪狭山線(府道26号)をアンダーパスする辺りが深い。また、オレンジの区間は地上から穴を開けて掘る開削トンネルで、青の区間はシールドマシンがモグラのように掘り進めるシールド工法で通したトンネルだ。

画像4。阪神高速・6号大和川線の断面図。

画像4。阪神高速・6号大和川線の断面図。

今回開通する区間には4つの出入口

画像5。阪神高速・6号大和川線の鉄砲町(東)料金所。

画像5。阪神高速・6号大和川線の鉄砲町(東)料金所。鉄砲町入口(東行き)は今回開通する出入口のひとつ。

 今回開通する区間には、4つの出入口がある(ただし、鉄砲出入口の半分と三宅西出入口は開通済み)。鉄砲出入口(フルIC、画像5)と三宅西出入口(ハーフIC)の間には、フルICの常磐(ときわ)出入口とハーフIC(三宅西出入口の逆向き)の天美(あまみ)出入口が用意されている。各出入口で接続する一般道は以下の通り。画像6は、各出入口の詳細図だ。

●鉄砲出入口:国道26号
●常磐出入口:大阪高石線(府道28号)
●天美出入口:大阪狭山線(おおさかさやません・府道26号)
●三宅西出入口:住吉八尾線(府道179号)

画像6。3月29日に開通する阪神高速・6号大和川線の出入口(三宅西出入口は開通済み)。

画像6。3月22日に開通する阪神高速・6号大阪線の出入口(三宅西出入口は開通済み)。

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6号大和川線開通の効果について

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