2020年01月06日 10:30 掲載

ライフスタイル F1&WEC&WRC、モータースポーツ3大世界選手権の2019年を振り返ってみた

F1、WEC世界耐久選手権、WRC世界ラリー選手権、モータースポーツの3大世界選手権の2019年を順位表と共に振り返る。

神林 良輔

 F1、WEC世界耐久選手権、WRC世界ラリー選手権はFIAが統轄するモータースポーツの3大世界選手権だ。ここでは、ドライバーズランキングとチームランキングの両方の順位表を掲載し、2019年がどのようなシーズンだったのか、また日本勢がどう活躍したのかを振り返ってみよう。

2019年もメルセデスのハミルトンが強かったF1

画像1。F1・2019王者ルイス・ハミルトン。同年のアブダビGPで撮影されたもの。

画像1。2019年F1世界王者のルイス・ハミルトン。最終戦アブダビGPで撮影されたもの。

 オープンホイールのシングルシーターのレーシングカーである「フォーミュラカー」。その最高峰であるF1は、2019年に全20戦が開催され、11勝を挙げたメルセデスのルイス・ハミルトン(34歳・画像1)が、合計413点で王者となった(画像2)。2017年からの3連覇達成で、通算では6度目。歴代最多で7度の王座に輝いたミハエル・シューマッハ(引退)に迫っている。またハミルトンは通算勝利数を84勝に伸ばし、こちらもまた歴代最多のシューマッハ(91勝)を射程にとらえたといえるだろう。

 また2019年はこのほかにハミルトンのチームメイトであるバルテリ・ボッタスが4勝、レッドブル・レーシング・ホンダのマックス・フェルスタッペンが3勝、フェラーリのシャルル・ルクレールが2勝、そのチームメイトのセバスチャン・ベッテルが1勝を挙げた。

画像2。F12019年ドライバーズランキング・トップ10。

画像2。F1の2019年ドライバーズランキング・トップ10+α。赤枠は日本勢(ホンダエンジン搭載チームのドライバー)。

 ポイント制度はドライバーとコンストラクターと共通で、画像3の通りだ。

画像3。F1の2019年のポイント制度。

画像3。F1の2019年のポイント制度。ドライバーとコンストラクター共通だ。ただし、コンストラクターは2選手分の合計となる。

画像4。2019年のF1アブダビGPで撮影されたメルセデス・AMG・ペトロナス・モータースポーツのマシン・W10。

画像4。最終戦アブダビGPで撮影されたメルセデスのマシン・W10。

 2019年のF1には10チームが参加し、コンストラクター(製造者)選手権が競われた。1チーム2台の合計得点が加算されるので、1レースで最大43点の獲得が可能だ。メルセデスはハミルトンとボッタスが「W10」(画像4)を駆って20戦中15勝を達成。739点を獲得して5連覇、通算6度目の王座に輝いた(画像5)。

 日本勢はレッドブル・レーシング・ホンダが417点で3位、レッドブル・トロロッソ・ホンダ(スクーデリア・トロロッソ・ホンダ)が85点で6位となった。ホンダは今シーズンからトップチームのレッドブル・レーシングと組んだことで、第4期初勝利を挙げることに成功。合計3勝を挙げ、通算74勝となった。2019年は、ホンダが上位陣として久々に活躍したシーズンだったのである。

画像5。2019年のF1・コンストラクターランキング。

画像5。2019年のF1のコンストラクターズ・ランキング。幾度も王座に輝いた名門ウィリアムズは昨年から低迷しており、今シーズンはわずかに1点となった。

 2020年のF1は、3月13日(金)~15日(日)開催のオーストラリアGP(メルボルン/アルバート・パーク・サーキット)から開幕だ。

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