2019年12月27日 17:00 掲載

ライフスタイル レクサスの高級クルーザーはやっぱりスゴかった! マイアミで世界初披露

2019年秋、レクサスは同社初のラグジュアリーヨット「LY650」を世界初披露した。発表の舞台に選ばれたのは、アメリカのフロリダ州マイアミ。レクサスがつくる船とはいかなるものか。モータージャーナリストの小川フミオが現地からレポートする。

文・小川フミオ

レクサスLY650は、エンジンにボルボペンタIPSを2基搭載(出力違いで3つのバリエーション)

レクサスLY650は、エンジンにボルボペンタIPSを2基搭載(出力違いで3つのバリエーション)

発表の舞台はマイアミ

 フロリダ州はラグジュアリーヨット天国だ。毎年秋には大規模なボートショーが開催され、世界中から贅沢なヨット(英語ではクルーザーもヨットという)が集まる。そればかりか、欧州のスポーツカーも並べられたりと華やかなイベントだ。

 2019年秋に出かけたフロリダ州では幸い、晴天にめぐまれた。旅行チケットを予約していても、この時期はハリケーンの不安がつねにつきまとう。なので、青い空の下、広がる海と、道路に並ぶパームツリーといった景色を見られたのは幸運だったのだ。

マイアミ近郊のクルマから見た風景

マイアミ近郊のクルマから見た風景

フロリダは水路が発達している

フロリダの水路にはヨットハーバーが散在していて、豪華なヨットがたくさんある

 フロリダといえば、リタイヤした米国人が好む場所。マイアミ近辺は、そのひとたちのための高層マンションが建ち並ぶ。ヨットを楽しむひとは、大西洋に面した海岸線に沿うように内陸に設けられた広い水路沿いに家(往々にして大邸宅)をかまえ、船を係留しているのだ。

 フロリダのなかでもマイアミのイメージは、このように華麗なのだが、昨今は、毎冬のデザインとアートのイベント「デザインマイアミ」で知られるようになった。かつての工業地区もそのトレンドを積極的に取り入れ再開発が進行中だ。

 欧米の一流ブランドが軒を連ねるショッピング地区「マイアミ・デザインディストリクト」も完成し、新しい魅力が加わった。

マイアミのかつての倉庫・工場街がアートを主題に再開発されている

マイアミのかつての倉庫・工場街がアートを主題に再開発されている

 マイアミ・デザインディストリクトでは、グッチやフェンディやルイヴィトンといった、著名なブランドが、「デザイン」というキーワードで作りあげたユニークなファサード(外壁)を持つブティックを展開する。「パームコート」と名づけられたメインの建物(レストランとか入っている)は建築家、藤本壮介の設計だ。青いガラスを多用した一見の価値ある建築である。

マイアミ・デザインディストリクトの「パームコート」

マイアミ・デザインディストリクトの「パームコート」

マイアミ・デザインディストリクトのブティック街

マイアミ・デザインディストリクトのブティック街

マイアミ・デザインディストリクト

マイアミ・デザインディストリクト

 クルマを借りれば従来のマイアミとともに、新しいマイアミの風情も楽しめる。マイアミの魅力のひとつに、名物ともいえるキューバ料理があるが、早速クルマで食べに出かけた。キューバ料理店で提供されるサンドイッチは、豚の脂を練り込んだ独特の風味のパンを使い、日本ではまず食べられない美味にも出会うことができた。

キューバンサンドイッチはバリエーションが豊富だ(写真はクロケット)

キューバンサンドイッチはバリエーションが豊富だ(写真はクロケット)

キューバ料理店「ラ・カレータ」店内

キューバ料理店「ラ・カレータ」店内