2019年11月29日 15:55 掲載

ライフスタイル eスポーツは想像以上にガチだった!
グランツーリスモSPORT in 茨城国体

去る10月、国体史上初となるeスポーツ大会が茨城で開催された。多くの自動車ファンに支持されるドライビングシミュレーター「グランツーリスモSPORT」も種目として設定された今回。一体、どんなバトルが繰り広げられたのだろうか。白熱したレースの模様をレポートする。

文・大音安弘

実写と見紛う美しい映像に加え、白熱のバトルで大いに盛り上がった国体初のeスポーツ選手権。

選手のストイックな様や、ゲーム運びの心理戦はまさにスポーツそのものだ。

そもそもeスポーツって何?

「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2019 IBARAKI」が、2019年10月5日(土)~6日(日)の2日間、つくば国際会議場を舞台に開催された。eスポーツが国体のプログラムとして加わったのは今回が初めて。ドライビングシミュレーターの「グランツーリスモSPORT」、サッカーゲームの「ウイニングイレブン2020」、そしてパズルゲーム「ぷよぷよ」の3種目で、全国代表による白熱のバトルが展開された。

 既にご存じの方もいらっしゃるかと思うが、eスポーツとは「エレクトリック・スポーツ(Electronic Sports)」の略称で、ビデオゲームを使用した対戦競技のことを指す。年齢や性別、地域などに関係なく競うことができる全く新しいジャンルのスポーツだ。

 eスポーツはいま世界中で高い注目を集めており、それを取り巻く環境も日々激変している。例えばグランツーリスモSPORTは、FIA公認のeスポーツ大会をワールドワイドで展開しているが、それだけでなくeスポーツのトッププレイヤーが本物のレーシングドライバーへと転じることが可能な「GTアカデミー」を開催するなど、ゲームの枠を超えた取り組みで盛り上がりを見せているのだ。

 では日本におけるeスポーツの認知度はどうかというと、残念ながらまだまだ低いというのが実情だ。そのため今回の選手権は、eスポーツのPR活動という役割も兼ねて国体の文化事業プログラムのひとつとして開催されることとなった。

 少々前置きが長くなってしまったが、早速、白熱したeスポーツ選手権の模様をお届けしたい。

今年の国体は茨城で開催された。

国体の会場となったステージには、グランツーリスモSPORT専用のユニットが12台設置され、決勝はローリングスタート形式で行われた。

全国選抜代表が競い合う! グランツーリスモSPORT

 今回、弊編集部が注目したのはグランツーリスモSPORTの大会だ。「少年の部(6歳~18歳未満)個人戦」と「一般の部(18歳以上)チーム戦」で構成されるグランツーリスモSPORTは、まず都道府県ごとにオンライン上でタイムトライアルを実施。それぞれの部の上位20名が全国12か所で開催された都道府県代表決定戦へと進み、そこで勝ち残った上位2名が、都道府県代表として国体に参加するという流れだ。