2019年11月20日 20:30 掲載

ライフスタイル 首都高・3号渋谷線(下り)渋谷入口の開通まであと1か月!

建設が進んでいる首都高・3号渋谷線(下り)渋谷入口。その開通まで、あと1か月となった。12月19日(木)午前2時から利用可能となる。

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神林 良輔

建設中の首都高・3号渋谷線(下り)渋谷入口。

六本木通り(都道412号)の渋谷二丁目交差点に建設中の首都高・3号渋谷線(下り)渋谷入口。敷地面積の都合で1レーンとなっている。10月27日に撮影。

 3号渋谷線はC1都心環状線と接続する谷町JCTから、東名高速と接続する東京ICまでをつなぐ路線だ。しかし6つあるICのうち、下り線の入口があるのは池尻と終点の東京だけ。渋谷近辺から3号渋谷線に乗りたくても、池尻入口まで玉川通り(国道246号)を行くしかなかった。

 また、渋谷周辺からC2中央環状線を利用しようとした場合、外回りはまだしも、内回りに入るには時間を要した。外回りに入るには渋谷に近い中央環状線の富ヶ谷ICを利用できるが、内回りはさらにひとつ北側の初台南ICまで行くしかなかったのである。3号渋谷線と中央環状線が大橋JCTで接続しているにもかかわらず、渋谷からの利便性は決して高いとはいえなかった。

首都高・3号渋谷線およびC2中央環状線のIC。

3号渋谷線の全ICと、渋谷に近い中央環状線のふたつのIC。3号渋谷線は上側の矢印が上り線の、下側が下り線の出入口を示す。中央環状線は左側が外回り、右側が内回りの出入口を示す。渋谷からだと中央環状線にアクセスできず、外回りなら富ヶ谷まで、内回りなら初台南まで行く必要がある。

下り線・渋谷入口ができることによるメリット

 下り線・渋谷入口が開通して渋谷から中央環状線へのアクセスが可能になると、目的地への複数のルート選択を行えるようになる。例えば、渋谷から羽田空港へのアクセスはこれまで3号渋谷線(上り)を利用して都心環状線を経由するルートしかなかったが、下り線を利用して大橋JCTから中央環状線の内回りに入るルートも利用できるようになる。

 そして、渋谷駅周辺の渋滞の緩和も期待されている。渋谷駅周辺には国道246号(およそ渋谷駅を境に東が青山通り、西が玉川通り)や六本木通り、明治通りなどの幹線路が走るが、それらの交通の一部が3号渋谷線へ転換されると見込まれているのだ。

 また逆の立場からいえば、3号渋谷線(下り)を利用したいドライバーにもメリットが大きい。池尻入口まで渋滞に巻き込まれながら国道246号を通らなくて済むようになり、移動時間が短縮される。

渋谷二丁目交差点の先は渋滞ポイントの大きな交差点が続き、ここは国道246号(青山通り)と明治通り(都道305号)が交差する渋谷駅東口。

青山通り(国道246号)と明治通り(都道305号)が接続する渋谷駅東口交差点。渋谷駅周辺の渋滞ポイントのひとつだ。10月27日に撮影。

下り線・渋谷入口の利用に関する注意点

 下り線・渋谷入口の料金所は1レーンのため、定期点検が行われる際は通行止めとなる。定期点検は月に1回、毎月第2日曜の夜間に実施される予定だ。ただし予定が変更となることもあるので、利用時にはあらかじめ首都高の通行止め情報を確認するようにしよう。

首都高・3号渋谷線に、下り線渋谷入口が新設されることから、追加された加速(合流)車線。

下り線・渋谷入口の新設に伴い、3号渋谷線に追加された加速(合流)車線を下から見上げたところ。入口からここまでおよそ300m。10月27日に撮影。

 文字通りたったひとつの入口ではあるが、下り線・渋谷入口は渋谷の一般道の渋滞を緩和し、3号渋谷線および中央環状線の利便性を大きく変える可能性がある。12月19日午前2時からいよいよ開通だ。

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