2019年10月16日 15:00 掲載

ライフスタイル 写真で見る、首都高・横浜北西線の工事現場!前編


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神林 良輔

発進立坑も天井がふさがれ、各種防災設備も設置されつつあるトンネル内

首都高・神奈川7号横浜北西線

今回は、横浜青葉本線料金所から横浜港北JCT方面へ進み、北八朔地区の入口からトンネル内へ入った。首都高配布の報道向け資料をもとに作成。

 K7北西線のトンネル(地下)区間はおよそ4.1km。全長7.1kmなので、トンネル区間は6割弱となる。トンネルの内径は11.5m、トンネル下端から3分の1ほどの高さに床版が設置されており、その上にアスファルトが敷設される。床版の下には、避難通路が設けられている。

首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル(地下)区間

概要図の(a)地点、北八朔換気所の下辺りで、横浜港北JCT側を向いて撮影。まだアスファルトが敷設されておらず、床版がむき出しとなっている。

 4.1kmのトンネル区間のうち、3.9kmがシールドマシンによって掘られ、そしてセグメントがはめられてできたシールドトンネル区間となる。下画像は、シールドマシンを降ろすために開けられた発進立坑。上下線共に、日程をずらして2017年3月に横浜港北JCT方面へと向かって掘り進み始めた。2018年9月に横浜港北JCTに近い、到達立坑まで掘り抜いた。

首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル発進立坑

2017年3月の報道公開で、シールドマシン発進の様子を発進立坑の上から撮影。シールドマシンを地下に降ろすため、発進立坑は巨大。シールドマシンはパーツごとに分割して降ろされ、地下で組み立てられた。

首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル発進立坑

2018年11月の報道公開時の発進立坑の底にて。

首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル(地下)区間

概要図の(b)地点、発進立坑跡をトンネル内から撮影。天井がふさがれているが、巨大なスペースはそのまま残されている。また、上下線の間もふさがれている。

 トンネル内で火災が発生した場合、首都高・神奈川7号横浜北線などでも採用されている、床版の下に設けられた避難通路を利用することになる。また、すでに各種防災設備も設置が進んでいた。

首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル(地下)区間・避難通路への怪談

通常、避難通路へは非常口のすべり台を使うが、ところどころに消防隊員などが利用するための非常階段もある。今回は、すべり台で避難通路に降りて、この非常階段で車道部に戻ってきた。

首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル(地下)内避難通路

トンネル区間は2層構造になっており、下3分の1のスペースが避難通路。天井は床版。火災などが発生した際にはここを通って避難する。避難通路は気圧を高く設定することで、有毒ガスなどが侵入しない仕組み。

首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル(地下)区間・自動火災検知器

25m間隔で設置されている自動火災検知器。このほか、50m間隔で、押しボタン式通報装置、水噴霧設備、消火器・泡消火栓を設置。100m間隔ではテレビカメラおよび非常電話、200m間隔の拡声放送スピーカーなどが設置されている。


首都高・神奈川7号横浜北西線・北八朔地区トンネル(地下)区間

(b)地点の発進立坑近辺から入口方面を撮影。このあともアスファルトの敷設や各種防災設備の設置など、完成まで作業はいくつも残されており、工事が各所で進む。

 2018年11月時点と比較すると完成が近づいているが、これからも作業が続く。2020年3月まで半年であることを考えると、この後も急ピッチで作業が進められていくものと思われる。

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