ライフスタイル フェラーリ 250GTOが時計になった!? 世にも珍しいホイール型の腕時計

スイスの時計ブランド「アーティア」から、フェラーリ250GTOにインスパイアされたレーシングウォッチが登場した。

2018年11月21日 00:03 掲載

JAF メディアワークス IT Media部 秋月新一郎

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 スイスの時計ブランド「アーティア」から、フェラーリ250GTOにインスパイアされたレーシングウォッチが登場した。

 ご存知の読者も多いと思うが250GTOとは、フェラーリが1962年に発表したコンペティションGTで、生産台数僅か39台というその希少性とヒストリー性の高さから、歴代で最も高い評価を得ているモデルである。

 近年はヒストリックカーの人気急騰も手伝って、2014年にカリフォルニアで開催されたボナムスのオークションではシャシーナンバー3851が3811万5000ドル(約43億円)、今年8月に同じくカリフォルニアで開かれたRMサザビーズのオークションではシャシーナンバー3413がさらにそれを上回る4840万ドル(約54億円)で落札され、自動車オークション史上最高額のクルマとして大きな話題を集めた。

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 そんな特別なクルマに影響を受けて開発されたのが、この最新ウォッチ「レース250GTO」。ダイアルのデザインはなんとワイヤースポークという斬新さで、それが文字盤全体を覆っている。素材にはチタニウムが用いられ、すべてハンドメイドで組み立てられるという。

 手掛けたのはオーティアのオーナー兼デザイナーを務めるイヴァン・アルパ氏。超高圧電流の人工カミナリを使用して時計のケースを削り出すなど、ぶっ飛んだアイデアで新作を次々と産み出すスイス時計界の異端児として知られる。

 当然、この「レース250GTO」もクレイジーだ。 肝心の時計の針がホイールの下にほとんど隠れているなんて、もし渡辺謙さんがこの時計をつけたら「小さすぎて読めなーっい!」と放り投げてしまうだろう。

 でもこの時計、スナップを効かせて手首を振るだけで世界は変わる。隠れていた針が「大きく見えちゃうんです!」。なんと、ホイールを高速回転させることで視認性を上げるという、とってもユニークな仕掛けが施してあるのだ。しかも針はフェラーリよろしく、真紅にペイントされ遊び心は満点だ。

 レース250GTOに搭載されるキャリバーは、スイスクロノメーター検定協会(COSC)認定の自社製ムーブメント「AION」で、パワーリザーブは42時間。自動巻きだ。世界限定9本で販売され、価格は215万円(税別)~となっている。

アーティア「レース 250GTO」
ケース:ステンレススティール
ケースサイズ:44mm
ムーブメント: COSC認定自社製自動巻き「AION」
価格:215万円(税別)、世界限定9本
Tel. 03-3666-7871(グローバルブランディング)
http://artya.jp/

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