実験しました

実験概要

【実験の説明】
 車内の花粉を想定した浮遊粒子やアレル物質をエアコンフィルターがどれだけ除去できるかを確かめた。実験は、車のエアコンを内気循環で使用した場合を想定し、密閉された11.4立方メートルの室内で実施。エアコンの風量を再現するために、エアコンフィルターを接続した風洞から、換気扇で内気循環を開始した。 実際の車室は、コンパクトカーで約2.8立方メートル(※)であることから、ミニバンでもせいぜい5〜6立方メートル程度であると推察できる。以上から、今回の実験室は、一般的な乗用車より2倍相当広い空間であると言える。
※車室内の容積を計測した「なんちゃってエジソン」の結果に基づく>>「車室内の容積って、いったいどれくらい?
【実験条件】
部屋の大きさ=11.4立方メートル、部屋の湿度=60〜70%、アレル物質散布量=20マイクログラム、浮遊粒子の大きさ=PM2.5以下の粒子(2.5マイクロメートル以下の粒子)が99.8%、0.579マイクロメートル以下の粒子が70%以上であるアレル物質抽出物
【実験日】
2016年11月8、9日
【実験場所】
暮らしの科学研究所(福島県郡山市)
【実験協力】
ITEA株式会社 東京環境アレルギー研究所
白井秀治氏(環境アレルゲンinfo and care株式会社)

実験結果

【結果1】浮遊粒子の残存量
アエリスト(抗ウイルス・アレル物質抑制タイプ)は、5分の内気循環で97.9%の浮遊粒子の除去に成功(ただし自然減衰及び流入効率を含む)。
※測定器の仕様により0.3マイクロメートル以下の粒子は計測していない
浮遊粒子の除去のデータ
【結果2】アレル物質濃度
アエリスト(抗ウイルス・アレル物質抑制タイプ)は浮遊粒子数だけでなく、室内のアレル物質濃度を3.1%にまで減少させた。
アレルゲン濃度の変化
【結果3】エアコンの風量
1年使用相当のエアコンフィルターだと、エアコンの風量が半分近くに減ってしまう。
エアコンの風量比較
ファンに同じ電圧をかけたときに実測した風量。この結果から、1年使用したエアコンフィルターのままだと、カーエアコンの吹き出し口から出てくる風は少なくなってしまうことを意味する。逆に言うと、同じだけの風を吹き出し口から吹き出させようとすると、風量を上げる必要があり、バッテリー負荷が大きくなり燃費悪化につながることが推察できる。